数え方

軍手の数え方の単位を大特集!「デカ」なんて意外なのもあるという話

投稿日:2021年2月14日 更新日:

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こんにちは、Isajiです。

先日、タイヤ交換をする時に軍手を使いました。

その時、在庫を数えようとして、

Isaji
Isaji
そう言えば、軍手って数える時の単位はあるのかなぁ・・・?「枚」で良いのか?

って、ふと疑問に思ったんですよね。

ちょっとでも疑問に思うと、トコトン調べたくなる性分の私は、早速詳しく調べることにしました。

ということで今回は、軍手の数え方の単位について詳しく解説していきたいと思います。

さらに合わせて、手袋の場合はどうなのかについても軽く触れていますよ。

それでは早速見ていきましょう。

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軍手の数え方の単位を解説

ここでは軍手の数え方の単位や、それに関係する疑問点について触れていきます。

先ずは数え方の単位について見てみましょう。

数え方はこの7つ

今回調べてみると、軍手を数える時の単位は以下の7つありました。

  1. 〇双
  2. 〇組
  3. 〇枚
  4. 〇足
  5. 〇打
  6. 〇束
  7. 〇デカ

順番に確認していきますね。

〇双

これがもっとも基本的な数え方です。

双(そう)

英語で言うと「ペア」のことです。軍手は2つで1人分なので、

「1双」「2双」「3双」・・・・

と数えていきます。

「双」はもともとは「雙」と書きました。

これは、

2羽の小鳥を右手に乗せている状態

を意味します。おそらくつがいでしょう !(^^)!

このことから「2枚1セット」の軍手は「双」を使うようになったのではないでしょうかね。

〇組

軍手って、滑り止め付きのものを除くと、左右が決まってないじゃないですか。こうした場合、

組(くみ)

を単位として使うことがあります。

「1組」=2枚ですね。

これも、漢字の意味からアプローチしてみました。

  • 「糸」→より糸の意味
  • 「且」→供え物を載せる台

このことから「組」には「より糸を供え物台に積み重ねていく」という意味があります。

一方軍手って、10枚とか20枚とかまとめて商品棚に積み重ねて売られてますよね。

以上のことからも、「組」で数えるのってハマってると思いました (^^)/

〇枚

これは、片方だけを単体で数える場合に使います。

左右2枚がそろっていない場合は、上でご紹介した「双」や「組」は使えませんので、「枚」を使いましょう。

ちなみに片方しか無い場合、「1枚」みたいに使いますが、「片ほう」とか「片っぽう」なんて言い方もしますね。

〇足

これはちょっと意外でした。こちら↓に出ていたんです。

足   両足にはくもの。靴・靴下など。手袋・軍手にも使う。

引用元:大辞林特別ページ/衣類・寝具

いやぁ、足に関係ないのに「足」を使うなんて意外ですね。

〇打

「打」は「ダース」の日本語表記です。

つまり「1打」=「1ダース」=「12双/組」=「24枚」ってこと。

手袋を製造している会社のホームページにこのように↓ありました。

軍手の数え方は12組で1ダース(打)。

引用元:有限会社コロナー/軍手の数え方

〇束

これはそのままズバリですね。

まとめ売りされているものを数える時に使います。

「12双1束を3束注文する」

といった感じですね。

次にお伝えするのが、今回調べていてもっとも意外だった単位です。

〇デカ

これは、ギリシャ語で「10」をあらわす言葉です。

1デカ=10双=20枚

ということですね。

時々この表記で売られていることもあるので、買う時には注意が必要です。

この単位を知った時、

Isaji
Isaji
デカってなんだ!?

って、少々びっくりしました (^-^;

それでは続いて、軍手の数え方に関する疑問などについて、いくつか触れていきますね。

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なぜいろいろな数え方があるの?

ここまで見てきたように、主に7つの数え方がある軍手。

なぜ一つに統一されてこなかったのでしょうか?

ネットで調べたのですが、明確な答えは見つかりませんでした。そこで、私なりの考察を書いてみようと思います。

たとえばこちら↓を見てください。なぜ「打」が業者間で使われるのかについて書かれています。

所説(原文ママ)ありますが、鉛筆・ビール・軍手などはダース単位で取引されます。これは単に扱いやすい単位だからだと思います。
10だと2or5でしか割れませんが、12だと2.3.4.6で割れます。商売向きの数字だったため昔からある商品はダース単位になったのではないでしょうか? 

引用元:有限会社コロナー/軍手の数え方

また、「双」「束」「デカ」も取引業者間でよく使われる単位なんです。

一方で、一般的には「枚」や「組」を使うことが多いと思います。

このように、軍手の枚数やそれを扱う場面によって単位が違っているため、統一はされなかったのではないでしょうか。

実は、モノは全く違いますが、掛け軸の数え方も複数あるんですね。

こちらも、場面ごとに使い分けられるために、統一されなかったということが、専門家の意見です。

気になる方は下の記事も合わせてご覧ください。

掛け軸の数え方の単位が5つもあって驚いたという話

今回は掛け軸の数え方の単位についてです。「本」で数えると思っていたのですが、実際には5種類の単位が有って、驚きました!なぜ一つに統一されなかったのかについてや、掛け軸の掛け方についても解説しています。

以上見てきたように7種類もある単位ですが、実際に売られている商品の表示はどうなっているのでしょうか?

次はそのことを見てみましょう。

実際に売られている商品の表示をみてみよう

最初にコレ↓をご覧ください。

これは、近所のホームセンターで売られているものを撮影してきたものです。

このように、「双」「組」が使われていました。

一方楽天市場をのぞいてみると、こんな表示↓でした。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

軍手・手袋|純綿軍手 1ダース12双組 N788
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「ダース」と「双」「組」が使われていますね。

さらにこんな表示↓もあります。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

軍手 120組
価格:3433円(税込、送料無料) (2021/3/14時点)

こちらは「組」となっていますよね。

このように、商品によって表示が違うと買う時に混乱してしまいますよね。

そこで次に、実際に購入する時の注意点を考えてみました。

買う時の注意点は?

私は複数セットのものを買う時は、1つの値段を調べるようにしています。

ですので今回の軍手のように、扱う業者によって商品表示が違うと、計算する時に混乱するんですよね。

上で見てきたように、「双」「ダース(打)」「組」が主に使われていますので、これらを「枚」に換算して、1枚の値段を計算するようにすると良いでしょう。

換算の仕方はこうです↓

  • 「〇双」「〇組」・・・〇×2枚
  • 「△ダース(打)」・・・△×12双×2枚

以上が軍手の数え方の単位に関する情報です。

ところで、海外ではどのように数えているか、ちょっと気になったのでついでに調べてみました。

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海外での数え方も見てみよう

先ずは英語から。

軍手は英語で「work glove」

  • 1双→a pair of gloves
  • 2双→two pairs of gloves
  • 1枚→a glove
  • 以上のように数えます。

    では、韓国語ではどうでしょう。

    軍手は韓国語で「목장갑(モクジャンカプ)」

    数える時の単位は「켤레(キョルレ)=双」

    実際に数えてみましょう。

    • 1双→한 켤레(ハン キョルレ)
    • 2双→두 켤레(トゥ キョルレ)
    • 1枚→한쪽(ハンッチョク)

    中国語ではどうでしょう。

    軍手は中国語で「劳动用手套(ラオトンヨンショウター)」

    数える時の単位は「双(シュアン)」

    数え方はこうです↓

    • 1双→一双(イーシュアン)
    • 2双→二双(アーシュアン)
    • 片方→只(チー)

    韓国語も中国語も「双」という意味の単位を使うんですね!ちょっと意外でした。

    ところで、軍手と似たもので手袋がありますが、こちらはなんて数えるのでしょうか?

    早速調べてみました。

    手袋の数え方は?

    手袋の数え方は、

    • 〇枚
    • 〇双
    • 〇対
    • 〇組
    • 〇揃い
    • 〇打
    • 〇点
    • 〇足

    以上の8つがあります。

    手袋も軍手とほぼ同じ感じですね。

    こちらについては、別記事にまとめたいと思います。

    では最後に、全体をまとめてみますね。

    まとめ

    今回調べてみて、まさか7通りもあるなんて意外でした。

    しかも「デカ」なんて単位があるとは驚きましたね。

    ネットショップを検索すると、「1デカ/〇△円」なんて表示も見付かるかもしれませんね。

    ではまとめをご覧ください。

    1. 軍手の数え方は「双」「組」「足」「枚」「打」「束」「デカ」の7種類
    2. 実際の商品表示では「双」「組」「打(ダース)」が一般的に使われている
    3. 手袋を数える場合は「枚」「双」「対」「組」「揃い」「点」「足」が使われる

    今は、手袋の数え方を詳しく調べたくてウズウズしています !(^^)!

    手袋についての記事が完成しました↓

    手袋の数え方の単位が意外にも軍手とちょっと違っていたという話

    今回は手袋の数え方の単位についてです。実際の商品表示例や英語、中国語での表現、さらには軍手との違いについても解説しています。

    今回は以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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    プロフィール

             Isaji

    信長で有名(?)な岐阜市の病院に勤務するアラフィフです。 元々は国税専門官なんていうお堅い仕事をしていたこともあります。

    時代劇が大好きです。マジックも大好きで、マジックグッズのコレクションが趣味です。

    また、’08年と’10年 にNHKワンポイント介護という番組に15回出演させて貰いました。

    毎日を少しでもお得に、そして楽しく過ごすための情報を求めて街を探索することが、休日の日課になっています (^^)v

     

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