数え方

花の数え方の単位は25種類もあった!トコトン詳しく解説します

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こんにちは、Isajiです。

最近は、いろんなものの数え方に興味を持ちまして (^^)/

今回ふと思ったのが、3月ってことで、

Isaji
Isaji
桜って、どんなふうに数えるんだろう?「本」かなぁ?

ってことだったんですよぉ。

あとは、以前女性に花束をプレゼントする時に、「本」を使ったような記憶もあったり。

ってことで今回は、花の数え方の単位をどこよりも詳しく調べてみましたよ!

それでは、順番に確認していきますね。

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花の数え方の単位はこの25種類!

今回調べてみると、花の数え方は25種類見つかりました。

先ずはその全てを見てもらいたいと思い、一覧表にしてみたのでご覧ください。

数え方の単位とその内容、そして具体的な例をまとめてあります。

※「数え方」欄の各項目をクリックすると、詳しい説明にジャンプします。

数え方内容具体例
〇輪咲いている花 桜・あさがお・ひまわり・あじさい・胡蝶蘭・バラ・チューリップ・梅
〇つ/〇個 茎1つに咲く複数の花やつぼみを数える時 桜・ひまわり・チューリップ(球根)
〇対/〇基 供花スタンドフラワー・花籠
〇枚 花びら
〇片(へん/ひら)小花/花びら
〇鉢 生け花/植木鉢・盆栽 胡蝶蘭
〇杯/〇瓶/〇点 生け花
〇むら 群れで咲く花コスモス・ひまわり
〇本 ①切り花
②細長くて背が高い木・花
①ひまわり・あじさい・バラ
②梅・桜・あさがお・チューリップ・胡蝶蘭
〇束/〇把花を束ねた状態 ひまわり・胡蝶蘭
〇枝 花が付いている枝桜・ひまわり・梅
〇朶枝に咲く小さな花のかたまり 桜・ひまわり・あじさい
〇株根の付いた花や花の苗/背の低い木や茂み 梅・あさがお・あじさい・チューリップ
〇樹/〇木/〇幹上品な数え方をする時 梅・桜
〇房花の房を数える時 桜・胡蝶蘭
〇玉/〇球球根を数える時 チューリップ
〇粒梅の実

それでは、ここからはそれぞれについて確認していきますね。

〇輪

「輪」には、

  • 円形の輪郭
  • 大きく円形に開いた花びら

などの意味があります。

つまり、車輪のように円形に花びらを広げる花を数える時の単位ってことですね。

ちなみに、花以外にも次のような使い方もされます。

  • 車輪を数える単位・・・一輪車・二輪車など
  • 一輪・・・満月

満月のことを「一輪」って言うなんて、知らなかったですねぇ。おっしゃれぇ (^^)v

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〇つ/〇個

1本の茎に、複数の花をつけるものを数える時は「つ」や「個」が使われます。

また、球根を数える時に使うのも「個」ですね。

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〇対/〇基

供花を数える時は「対」や「基」が使われます。

ちょっと違いを確認してみましょう。

  • 1対・・・2つの供花
  • 1基・・・1つの供花

つまり1対の供花の場合は、2基の花籠やスタンドフラワーなどからなるということですね。

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〇枚

花びらを数える時の単位は「枚」を使います。

普段、花びらを数えるってほぼありませんが、詩を書いたり俳句を詠んだりする時に良さそうですね。

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〇片

舞い散った花びらを数える場合には、「片(ひら)」を使うんですって。

「片」を「ひら」と読むなんて知らなかったので、勉強になりました (^^)v

また、菊などの小花を数える単位としても使われます。

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〇鉢

生け花や植木鉢、盆栽などを数える単位が「鉢」ですね。

花を鉢植えにした場合の数え方ってことです。

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〇杯/〇瓶/〇点

これらは、すべて生け花を数える単位です。

「〇杯」はそのまま「いっぱい、にはい」などと数えます。

なんだか丼を数えているみたいですね。

一方「〇瓶」は、「ぺい」と読みます。

「ひとびん、ふたびん」と読むと、意味が違ってきちゃいますので、気を付けましょうねぇ。

また「点」は、生け花を作品として数える際の単位です。

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〇むら

これは群れをなして、たくさん咲いている状態の時に使います。

ひまわり畑をイメージすると、わかりやすいですね。

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〇本

「本」は一般的に、細長いものを数える時に使う単位ですが、花の場合には「切り花」を数える単位として使います。

また、細長くて背の高い木や花にも使われます。

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〇束/〇把

切り花をいくつか集めて束ねると「束」や「把(わ)」で数えます。

いわゆる「花束」ですよね。

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〇枝

これは花と言うよりも、花のついた枝の数を数える単位ですね。

「ひとえだ、ふたえだ」というように数えます。

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〇朶

枝に咲いている、小さな花のかたまりを数える時は「朶(だ)」が使われます。

「朶(だ)」は、

木の枝が垂れる

という意味です。

花が咲いた多くの枝が垂れ下がった状態を「万朶」と言いますね。

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〇株

根っこの付いた花を数える時の単位は「株」です。

花の苗を買う際には、「一株、二株」と数えますね。

読み方は「かぶ」が一般的なのですが、和歌などでは、上品な数え方として「しゅ」と読むこともあります。

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〇樹/〇木/〇幹

花が咲いている木を数える上品な言い方として、「樹・木・幹」を使うことがあります。

読み方はこうです↓。

  • 一樹・・・いちじゅ
  • 一木・・・いちぼく
  • 一幹・・・いっかん

やはり、和歌などを詠む時に使うみたいですよ。

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〇房

数輪の花がまとまっている状態を数える時は「房(ふさ)」が使われます。

ちなみに「房」には「小部屋」という意味があります。

数輪の花がまとまって、小部屋のように見えることからこの字を使うようになったのでしょうね。

なんだか優雅さを感じます。

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〇玉/〇球

球根を数える時には、「玉・球」が使われます。

次のように読みましょう。

  • 一玉・・・ひとたま
  • 一球・・・いっきゅう

「チューリップの球根を20球買って来た。」

などのように使うんですね。

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〇粒

梅の実や梅干しを数えるなら「粒」を使いましょう。

「ひとつぶ、ふたつぶ」

などと数えます。

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以上が、花の数え方の単位です。

すべてを覚えるのは大変ですよね・・・。

そこで次に、覚えておくと便利なおすすめの数え方をご紹介しますね。

特にこの3種類の単位は覚えておきましょう

花の状態によって変化するようなので、特に次の3パターンを覚えておくと良いでしょう。

  • 咲いている花の数を数える→「〇輪」
  • 花を買う時→「〇本/〇束」
  • 供花を注文する時→「〇対/〇基」

これらは、日常生活で使うことが多いと思いますので、知っておくと便利だと思いますよ (^^)v

それでは続いて、代表的な花の数え方を確認していきたいと思います。

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代表的な花の数え方を見てみよう

ここでは次の8種類の花の数え方をご紹介しますね。

  1. あさがお
  2. チューリップ
  3. ひまわり
  4. バラ
  5. 紫陽花
  6. 胡蝶蘭

ではそれぞれ簡単に見ていきましょう。

あさがお


あさがおの場合は、

  • 咲いている花の数を数える→〇輪
  • 1つの植物として数える→〇本
  • 根っこの付いた花を数える→〇株

以上3種類の単位が使われます。

また、露店などで売られている鉢植を数える時には、「鉢」で数えるのもアリですよ。

チューリップ


チューリップを数える単位は次の通り。

  • 花を数える→〇輪・〇つ/〇個
  • 細くて背が高い花として→〇本
  • 根のついた花として→〇株
  • 球根を数える時→〇玉/〇球

ひまわり


ひまわりの場合は、

  • 咲いている花を数える→〇輪
  • 1本の茎に咲く複数の花を数える→〇つ/〇個
  • 群で咲く花→〇むら
  • 切り花を数える→〇本
  • 切り花をまとめる→〇束/〇把
  • 花のついた枝の数を数える→〇枝
  • 枝についた花のかたまりを数える→〇朶

以上、9種類の単位が使われます。


桜を数える単位は、以下の12種類もありますよ!

  • 咲いている花の数→〇輪
  • 咲いた花やつぼみの数→〇つ/〇個
  • 花びらの数→〇枚
  • 散った花びらの数→〇片(ひら)
  • 桜の木の数→〇本
  • 枝の数→〇枝
  • 花が咲いて垂れ下がっている枝の数→〇朶
  • 雅語的(上品)な数え方→〇樹/〇木/〇幹
  • 数輪が集まっているのを数える→〇房


梅も、桜ほどではありませんが、意外と多くの単位が使われます↓

  • 咲いている花を数える→〇輪
  • 梅の実を数える→〇個/〇粒
  • 梅の木を数える→〇本/〇株
  • 梅の木を上品に数える→〇樹/〇木/〇幹
  • 花がついた枝を数える→〇枝

バラ


薔薇(バラ)の数え方の単位は少ないですよ↓

  • 咲いている花の数→〇輪
  • 切り花を数える→〇本

今回調べても出てきませんでしたが、切り花を花束にした場合には「束」を使っても良いかもしれないですね。

紫陽花(あじさい)


紫陽花を数える単位は次の通りです。

  • 一般的な数え方→〇本/〇朶
  • 額紫陽花(がくあじさい)の数え方→〇輪

胡蝶蘭(こちょうらん)


胡蝶蘭の場合は、次の7種類が使われます。

  • 咲いている花の数を数える→〇輪
  • 鉢植えの数→〇鉢
  • 房の数を数える→〇房
  • 切り花を数える→〇本
  • 花束にした場合→〇束
  • 供花として贈る場合→〇対/〇基

園芸作品を数える時には、「点」が使われます。

以上、代表的な花を数える時の単位のご紹介でした。

ところで、外国語ではどのように数えるのでしょう?そこのところがちょっと気になったので、ついでに調べてみましたよ。

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外国語での数え方もご紹介します

ここでは英語と韓国語、そして中国語での花の数え方をサッと見ておきましょう。

英語

英語では数える花の名刺を複数形にするだけですね。

例えば、

3本のバラ→3 roses

こんな感じです。

韓国語

韓国語の場合は「송이(ソンイ)」を使います。

例えば、こんな感じ↓

バラ100本→장미 100송이

中国語

中国語は「朵(ドゥオ)」が使われます。

例文を見てみましょう↓

花一輪→一 朵 花

では、今回の内容をおさらいしてみますね。

まとめ

調べていると、次々と出てきてまとめるのが大変でした・・・(^-^;

特に、桜に関する情報が多かったのには驚きましたね。

ではまとめです。

  1. 花を数える単位は主なもので、「輪」「つ」「個」「対」「基」「枚」「片」「鉢」「杯」「瓶」「点」「むら」「本」「束」「把」「枝」「朶」「株」「樹」「木」「幹」「房」「玉」「球」「粒」の25種類ある
  2. 桜を数える場合は、「輪」「つ」「個」「枚」「片」「本」「枝」「朶」「樹」「木」「幹」「房」を使う

日本人はやはり昔から桜の花を楽しんできましたからねぇ、その状態や場面場面で、数え方が増えていったみたいですね。

今回は以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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プロフィール

         Isaji

信長で有名(?)な岐阜市の病院に勤務するアラフィフです。 元々は国税専門官なんていうお堅い仕事をしていたこともあります。

時代劇が大好きです。マジックも大好きで、マジックグッズのコレクションが趣味です。

また、’08年と’10年 にNHKワンポイント介護という番組に15回出演させて貰いました。

毎日を少しでもお得に、そして楽しく過ごすための情報を求めて街を探索することが、休日の日課になっています (^^)v

 

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