こんにちは、Isajiです。
先日、七五三の意味や由来に関する記事を書いていて、2018年の七五三って何年生まれなんだろう、ってふと気になったんですよね。
満年齢でするのか、数え年でするのかによっても対象が変わってきますしね。
そこで今回は、2018年に七五三を迎える子どもの年齢と生まれ年について調べてみました。
また合わせて、2018年の七五三はいつなのかや、そもそも数え年とはなんなのかについても調べてみましたので、ぜひ最後までじっくりとご覧ください。
この記事でわかること
2018年の七五三の年齢別生まれ年を早見表で見てみよう!
早速年齢と生まれ年の早見表を確認してみましょう。
満年齢と数え年に分けて、生まれ年をそれぞれ記載してみました。対象が男の子か女の子かも示してあります。
年齢 | 数え年 | 満年齢 | 男の子対象 | 女の子対象 |
---|---|---|---|---|
7歳 | 2012年(平成24年)生まれ | 2011年(平成23年)生まれ | 〇 |
|
5歳 | 2014年(平成26年)生まれ | 2013年(平成25年)生まれ | 〇 | |
3歳 | 2016年(平成28年)生まれ | 2015年(平成27年)生まれ | 〇 | 〇 |
本来は数え年でおこなっていましたが、今では数え年でも満年齢でもどちらでもよいようですね。
風習を大切にしている家庭だと数え年にこだわっているかも知れませんし、地域によっても違いがあるようです。
満年齢でおこなうか数え年でおこなうかは、そこのところも考えながら判断されると良いと思います。
地域の風習がある場合はそれに合わせないと子どもさんから、
「〇〇ちゃんのところはお祝いしたのに、うちはしないの?」
って言われたりするみたいですよ。
ところでこの七五三、いったいいつ行えば良いのでしょうか?決められた日があるのでしょうか?
次はこのことについて確認しておきたいと思います。
2018年の七五三はいつ?
2018年の七五三は、
- 11月15日(木)
となっています。今気付きましたが、カレンダーにも11月15日のところに「七五三」ってちゃんと書いてありますね!
ちなみに今年の11月15日は大安ですから、平日とはいえ混雑するかも知れないですね。
七五三は江戸時代から11月15日とされてきましたが、最近ではそこにはこだわらず10月~11月の間におこなうようになってきています。
事実、私の地元の犬山成田山に電話で確認したところ、「10月1日~11月30日におこなっています」とのことでした。
さらに地元の神社のホームページで確認すると、『11月1日~11月15日』となっていました。
しかし、これだけ幅があるといつが良いのか逆に迷ってしまいませんか?そんな時は次の日がおすすめですよ!
それは、
- 鬼宿日(きしゅくにち)
です。
二十八宿(古代中国の陰暦)の一つで、鬼が外を出歩かず安全な日とされている。
もともと11月15日は陰暦で鬼宿日だったために、なにごとを行うにも吉日とされていたことから、七五三も11月15日に行なうようになったんですよ。
ってことは、11月15日以外では、10月から11月の間の宿宿日に行なうのが良いのではないでしょうか。
ってことで、10月から11月における鬼宿日を調べてみました。
10月19日(金)
11月16日(金)
以上の2日のどちらかがおすすめですよ。「善は急げ」と言いますから私なら11月15日より前の、10月19日に行きますね。
ここまでで、七五三をおこなう年齢の生まれ年やおこなう日について確認できましたね。
ところで先ほど、「数え年」って出てきましたが、これっていったい何なのかご存知ですか?
もともとは数え年でおこなってきたわけですから、数え年でおこなうか満年齢でおこなうかを決めるきっかけの一つとして、数え年についても確認しておきましょう。
数え年について知ろう!
数え年ってなに?
数え年とは、
- 生まれて以降の暦年の個数で年齢を表す方法
ってことです。ってちょっとわかりにくいですね。もっと細かく言うと次のようになります。
<例>
- H30年9月1日生まれの場合、生まれた日が1歳となり、H31年1月1日に2歳となる。
- H30年12月31日生まれの場合、12月31日が1歳で、H31年1月1日に2歳となる。
12月31日生まれだと1歳の時は生まれた日だけ、ってことになるんですね!
つまり、関わった暦年の数を数えるから「数え年」っていうんです。
仕事場がデイサービスなので、お年寄りから「数え」とか「数え年」って言葉は聞いたことはあるのですが、これでしっかりと理解できました(^^)v
ですがどうしてこんな数え方を昔はしていたのでしょう?不思議ですよね。
数え年を使った理由は?
数え年で年齢を数えていたのは、
- 処理が簡単だから
なんですって。
昔は子どもの数が多く、一々満年齢を使っていては七五三などの行事で年齢を管理するのが大変だったから、年を超すと皆一斉に1歳年をとる、ってことにしていたんです。
ん~、その方がわかりやすいのかなぁ?実感がわかないですね。
ちなみに、自分の数え年を知りたい場合は、次の式に当てはめてみてください。
- 元日から誕生日前日まで・・・満年齢+2歳
- 誕生日以降・・・満年齢+1歳
ちなみに、明治35年に出された「年齢計算に関する法律」で、年齢は満年齢で計算することが定められました。
しかし、その後も数え年が主流となっていたため、昭和24年に「年齢のとなえ方に関する法律」で改めて年齢は満年齢で数えることが徹底されました。
では、最後に今回の記事をまとめておきたいと思います。
まとめ
2018年の七五三の年齢と生まれ年や参拝をする時期について見てきましたが、この風習は平安時代にはじまったんですよね。
その頃から、子どもの成長を願う親の気持ちとして脈々と伝えられてきたと思うと、本当に親ってありがたいと思いますね。
- 2018年の七五三対象者は
7歳・・・2011年または2012年生まれの男の子
5歳・・・2013年または2014年生まれの女の子
3歳・・・2015年または2016年生まれの男女 - 2018年の七五三は11月15日(木)
- 数え年で年齢を数えていたのは、年齢の管理が楽だったから
今回は数え年の意味も知れたのでかなりスッキリしました。数え年を満年齢に改める法律があったことに大変驚きましたね!
今回は以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。