こんにちは、Isajiです。
秋と言えば秋刀魚がおいしい季節ですね。私は特に秋刀魚の塩焼きが大好きです。小骨もバリバリ食べられますもんね。脂がのって美味しいんですよー♪
ですが中年になると健康には気を使いますよね。私もそうなんです・・・。
そこで今回は秋刀魚の栄養とその効能についていろいろと調べて、一覧表にまとめてみました。
さらに合わせて、秋刀魚と大根おろしの絶妙な関係、秋刀魚の食べ過ぎによるリスクについても解説しています。
最後までじっくりとご覧になってください。
では最初に秋刀魚の栄養に関する情報からご覧ください。
秋刀魚の栄養と効能を知ろう!
さんまは青魚なので、皆さんご存知のDHAやEPAが豊富に含まれています。
では、こうした栄養素にはどんな効能があるのか一覧表で見ていきましょう。
栄養素 | 効能 |
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DHA(ドコサヘキサエンサン) | 脳の働きを活性化させ、善玉コレステロールを増やす。 |
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EPA(エイコサペンタエンサン) | 血液をサラサラにして、糖尿病の合併症を解消したり、炎症を鎮める働きがある。 |
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ビタミン群 | ビタミンA | 皮膚や目の粘膜を健康に保つ。美肌効果がある。 |
ビタミンD | カリウム、リンの吸収を促す。カルシウムの吸収を助け、骨を丈夫にする。 |
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ビタミンE | 血流を改善する。抗酸化効果がある。 |
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ビタミンB2 | 細胞の再生を促す。粘膜を保護する。 |
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カルシウム | 骨や歯を強くする。 |
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鉄 | 貧血予防効果。 |
どうです?あの細い体にこんなに沢山の栄養素が含まれているとは!
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これは「頭がよくなる」成分として話題になっています。これ以外にも中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす効果が期待でき、年齢を問わず効果的な万能成分なんです。
私のような中高年で、生活習慣病が気になる方にはもってこいの食材ですね。
魚が大好きな私ですが、特に秋刀魚の塩焼きだけは別格です。栄養価も高いし、健康維持のためにも積極的に食べていくぞー!(^^)/
秋刀魚に大根おろしってどんな効果があるの?
秋刀魚をはじめとする焼き魚に添えてある「大根おろし」には、
- 胃もたれ予防
- 発がん性物質の無毒化
という2つの大きな効果が期待できます。
先ずは胃もたれの予防効果から確認してみますね。
胃もたれ予防
秋刀魚のような脂分の多い魚を食べると胃の粘膜全体に付着して、一時的に消化不良を引き起こします。これが胃もたれですね。
しかしご安心を!
大根には消化を促すジアスターゼという消化酵素が含まれており、これにより胃もたれを予防できるのです。
大根おろし、あなどれませんよ!
発がん性物質の無毒化
魚のおこげには「トリプP-1」という発がん性物質が含まれています。
大根おろしの食物繊維がこれを吸着し、体外に排出する効果があるそうです。
また、大根に含まれるペルオキシダーゼという酸化酵素の働きでトリプP-1が無毒化されることもわかっています。
以上のように、秋刀魚に大根おろしって最強のコンビなんですよね。
今までただの付け合わせとしか見てなかったので、これからはもっと意識して食べよっと(^^)/。
単においしいだけかと思ってました。(^-^;
ところで、いくら栄養価が高いといっても食べ過ぎは良くないですよね。具体的にはどんなリスクがあるのでしょう?続いてそのあたりのことを見ていきましょう。
秋刀魚の食べ過ぎってやばい?
秋刀魚は食べ過ぎるとやばいのでしょうか?はっきり言いましょう。
- 食べ過ぎはやばいです。
なにがやばいのかというと、2型糖尿病発症のリスクが高まるんですよ!
具体的に説明していきますね。
「脂がのった旬のさんま」と言いますが、この「脂」って何だと思いますか?
さんまの栄養素の中のDHAやEPA。これらは「脂肪酸」と言われています。そうです。これが「脂」なんです。
先にご説明したように、さんまは青魚。DHAやEPAなどの「脂肪酸」を多く含みます。
脂肪酸を摂り過ぎると、糖尿病を引き起こすリスクが高くなると言われています。
毎日のように脂の乗った魚を食べて脂肪酸を摂取し続けると、2型糖尿病に罹患(りかん)するリスクが26%高まったとする研究内容が最近発表された。
引用元:マイナビニュース「さんまの”食べ過ぎ”には注意? 知って得する糖尿病リスクと魚の関係性」
「毎日のように」ってとこが重要ですね。いくら大好きでも流石に毎日は食べないとは思いますが。では、どのくらいまでなら大丈夫なのでしょう?
- だいたい週4匹くらいまでなら大丈夫。
そして、DHAやEPAの量は調理法によっても変わってきます。
-
<100gあたりの含有量>
- 生食・・・DHA:1600㎎ EPA:850㎎
- 焼く・・・DHA:1200㎎ EPA:560㎎
「脂」というだけあって、焼いたらかなり減りますね。炭火焼を見ていると脂がぽたぽたと落ちていくのがわかりますもんね。あれで脂が落とせるってことですね。
秋刀魚を食べる時に脂の摂り過ぎが気になる方は、刺身ではなくて塩焼きがおすすめです。
では最後に全体を通して確認しておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
秋の味覚とされている秋刀魚の栄養や食べ過ぎによるリスクについていろいろと分かりましたね。大好きな秋刀魚がますます好きになりました。
ではまとめです。
- 秋刀魚は生活習慣病予防効果がある
- 秋刀魚と大根おろしの取り合わせには、胃もたれ予防や発がん性物質無毒化の効果が期待できる
- 秋刀魚の食べ過ぎは2型糖尿病の発症リスクが高まる。週4匹までなら大丈夫
私と同じ中高年以上の働き盛りの方は、食べ過ぎにも注意しながら秋の味覚を楽しみましょう!
今回は以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。