こんにちは、Isajiです。
秋になりました。秋の魚と言えば「さんま」。庶民の味方「ソウルフード」です。
「秋刀魚」と書くくらいですから、秋を代表する魚。お店に並ぶ旬のさんまを見ると、キラキラしていておいしそうですね。
そういえば、さんまの下処理をする時は「うろこ取り」はしないなぁ。でも、料理好きな母が「うろこはある」と言っていたような・・・。
さんまも魚なので、うろこはあるはず!じゃあ、さんまのうろこの取り方は?
ということで今回は、さんまのうろこの取り方について解説していきます!
そして、より良いさんまの下処理の方法と、私がやっている、さんまを手間をかけずに美味しく焼くためのとっておきのコツについてもアドバイスします。最後までじっくりとご覧ください。
では順番に見ていきましょう。
この記事でわかること
さんまのうろこの取り方は?
店頭に売っているさんまにも、よく見ると少しだけうろこが残っていることがあります。こうした場合には、
- 流水で洗い流しましょう。
流水で落ちないうろこは、包丁の先でやさしく削って取り除いてください。とっても簡単ですね。簡単だからこそしっかりとうろこを落としてさんまをおいしく食べたいですね♪
ところで、さんまってうろこがないように見えませんか?これっていったいどうしてなのでしょう?
ということで、次にそのあたりの謎にせまってみたいと思います。
さんまにうろこがないように見えるのはなぜ?
お店に売っているさんまにはうろこがないように見えます。これってなぜだかわかりますか?これには、
- さんまの漁の方法
が関係しているんです。さんまは「棒受け網漁」という漁法で取るのですが、もともとさんまのうろこは小さい上にとてもはがれやすいんです。
その為、一気に引き上げられた網の中で、大量のさんまがパニックになってぶつかり合ってうろこがはがれてしまうんですって。
では、水揚げする時にはがれ落ちた大量のうろこは、いったいどこにいってしまうのでしょうか?次にそのあたりのことを調べてみました。
さんまの内臓からうろこが出てくるのはなぜ?その下処理の方法は?
さんまは内臓にもうろこがあるって言う人もいます。ですがもちろん、
- さんまの内臓自体にはうろこはありません。
でも、内臓の中にうろこがたまっている事があるんです。
脂がのったさんまの塩焼き。好きな方は「この肝の苦みがいいんだよ」と、内臓まで食べますよね。私はちょっと苦手なんですが・・・(^-^;
ですがさんまをおいしく食べるためには内臓もしっかりと下処理しておきたいもの。
さんまの下処理をしようと内臓を取り出している時に「うろこ」が出てきたりしますし、内臓を食べているとたまに出てくることもあります。
「え!?内臓の中にもうろこがあるの?」
と、驚く方もいらっしゃるかも知れません。実は、この内臓の中のうろこは、さんま自身のうろこだったんです。
先程ご紹介した「棒受け網漁」で収穫されたさんまは、網の中で大暴れします。そして、うろこがどんどんはがれ落ちてしまうわけです。
そしてこのはがれたうろこを飲み込んでしまう結果、調理したり食べたりする時に内臓から出てくるんですね。
内臓からうろこが出てくる理由が分ったところで、さんまをよりおいしく食べるために内臓の下処理の方法が分かる動画を見付けましたので、確認しておきましょうね。
ご覧のように2種類の方法が解説されていますが、いずれもスルーッと抜けてとっても簡単ですよ。ぜひ試してみてくださいネ。
さんまをおいしく食べるためのうろこの取り方や内臓の下処理の仕方がわかったところで、次は「美味しいさんまの塩焼き」のコツをお教えしましょう。
さんまの塩焼きを手間をかけずに美味しく作るコツをご紹介
さんまの塩焼き。グリルで焼くと美味しいですよね。
でも、今は魚焼きグリルがないご家庭も多く、グリルがあっても掃除が面倒で使っていないということも。そんな時は、
- フライパンで作るさんまの塩焼き
がおすすめ!後片付けが簡単手間いらずなのにすっごく美味しく焼けるんですよ♪
コツは次の2つ。
- フライパンとフライパン用のホイールシートを使う
- 中火〜弱火で片面7〜8分じっくりと焼く
グリルや七輪の様な直火と違って全体に火が通りにくいので、表面が焦げやすいんですね。ですから「中火~弱火」でじっくりと時間をかけて焼くのがポイントになります。
直火焼きとは違って、表面のパリッパリの食感は多少落ちますが、後片付けはホイールシートを捨てるだけなので、忙しい主婦の方やグリルがないご家庭はぜひ試してみてください。
旬の脂がのったさんまの塩焼き。食べたくなってしまいましたね。さっそく今夜のおかずにしよっと(^^)/
では最後に全体を確認してみましょう。
まとめ
秋を告げるさんま。安くておいしくて栄養豊富で。旬の時期には絶対に食べたいですね。
調理の時には、うろこを取り、下処理もして、より美味しく食べたいものです。
最後にこの記事で書いたことをまとめます。
- さんまのうろこは水洗いで簡単に取れる。
- さんまのうろこがないように見えるのは、「棒受け網漁」という漁の水揚げの時にほとんどがはがれ落ちてしまうから。
- さんまの内臓は頭に包丁を入れて、お腹側に引っ張れば簡単に外せる
- さんまの塩焼きはフライパンでもおいしくできる
今回は以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。