こんにちは、Isajiです。
先日、丸亀製麺で「かけどん」を食べたのですが、その時にアレンジメニューとして「きつねうどん」と「たぬきうどん」を食べたんですよ。
その時は事前に調べて行ったので、「きつね」と「たぬき」の意味を理解していました。
しかし、それまでは全く知らなかったんですよね。
それで、今回は「きつねうどん」と「たぬきうどん」について、もっと詳しく知りたいって思ったので、いろいろと調べてみましたよ。
すると、意外と奥深くて面白いことがわかったんです。
ってことでこの記事では「きつねうどん」と「たぬきうどん」の違いや、その発祥などについて、全力で解説したいと思います。
この記事でわかること
【きつねうどん】と【たぬきうどん】の違い!決め手は具材
「きつねうどん」も「たぬきうどん」も「かけうどん」の進化系なのですが、両者の違いはズバリ
トッピング ⇐ コレですね!
具体的にはこんな感じ↓
- きつねうどん・・・油揚げ
- たぬきうどん・・・天かす
それでは、詳しく見ていきましょう。
きつねうどんの特徴
これ↑は、私がよく行く丸亀製麺のきつねうどんです。
このように、うどんに油揚げがのっているものを「きつねうどん」と言います。
油揚げはきつねの好物であることから「きつね」となりました。
きつねうどんの発祥は、大阪にあるうさみ亭マツバヤで、時期は明治時代。
Twitterを見付けたので、ご覧ください↓
きつねうどんのだしとお揚げの黄金感ハンパない。さすが大阪…!
粉モン文化と同じくらいだし文化が愛されてます
大阪だし文化の奥深さよ…! きつねうどん発祥の店・心斎橋「うさみ亭マツバヤ」で、地元民が愛する「おじやうどん」とは https://t.co/NEB0gmQwcx pic.twitter.com/5BpZ5jyIuF
— ぐるなび みんなのごはん (@gnavi_gohan) March 15, 2018
うどんも美味しそうですが、外観もなんとも歴史を感じますよね。
きつねうどんの誕生秘話はこうです↓
きつねうどん誕生秘話
当初は別皿で出していたのですが、お客さんがうどんに入れて食べ始め、これが「うまい!」と評判になり、「きつねうどん」が誕生しました。
って納得しました (*^^)v
ってことで、うさみ亭マツバヤの情報を出しておきますね。
電話番:06-6251-3339
営業時間:11:00~19:00(金・土曜 19:30まで)
定休日:日・祝、1月1~4日
それでは続いて、たぬきうどんについて見てみましょう。
たぬきうどんの特徴
↑同じく丸亀製麺で、かけうどんに天かすを入れてアレンジしたものです。
このように、うどんに天かすがのっているものを「たぬきうどん」と言います。
なぜ「たぬき」なのか?これには2つの説があります。
↓
- 天ぷらの具材(タネ)が抜いてある⇒タネ抜き⇒たぬき
- 元祖店「砧家(キヌタヤ)」を逆から読んで「たぬき」
どっちも、
って、妙に納得しちゃいました。
なお、砧家について調べたのですが、現在は存在していないのか、所在はわかりませんでした・・・。
関東と関西の違い
ここまで見てきたように、関東をはじめ一般的には、油揚げが入ったものを「きつねうどん・そば」と呼びます。
しかし、関西では「きつね」というと「きつねうどん」のことを言います。
つまり、「きつねそば」とは呼ばないのです。ではなんと言うのでしょう?
たぬきそば←こう呼ばれます
関西ではうどんが主流なので、「きつねがそばに化けた」という意味で「たぬき」と言われるようになったとか、そばは茶色だからなど諸説あります。
一方、天かす入りのうどんやそばは「天かすうどん・そば」と、そのまま言うようですよ。
そして、同じ関西でも京都ではさらに進化しています。
「きつね」のつゆが冷めにくいようにとろみをつけたものを「たぬきうどん」「たぬきそば」って言うんですよ。
ちょっとこんがらかってきたので、一覧表にしてみました↓
トッピング | 関東 | 関西 | ||
大阪 | 京都 | |||
油揚げ | うどん | きつねうどん | きつねうどん | たぬきうどん (つゆにとろみ) |
そば | きつねそば | たぬきそば | たぬきそば(つゆにとろみ) | |
天かす | うどん | たぬきうどん | 天かすうどん | |
そば | たぬきそば | 天かすそば |
文化の違う場所に旅行に行く時は、気を付けないといけませんね。
ここまで見てきただけでも、「きつね」と「たぬき」の違いを追いかけたら、意外と奥が深くて面白いって思ったのですが、さらに、「むじな」もあるみたいです。
次はそんな話題です。
「むじな」もいるよ
油揚げと天かすの両方を入れたものを「むじなうどん・そば」と呼びます。
これは「きつね」でも「たぬき」でもない「おばけ」だからということなんです。
それでは続いて、ちょっと気になったことについて、調べてみたのでご覧ください。
「赤いきつね」と「緑のたぬき」の違いは?
はじめに、これを見てください↓
赤いきつねうどんセット?
緑のたぬき天そばセット?
どっちにするか?#赤いきつね#緑のたぬき#マルちゃん#newdays pic.twitter.com/3KfDUlKQpZ— けんた (@08kenta) December 26, 2020
とっても有名なマルちゃん「赤いきつね」と「緑のたぬき」ですね。
おにぎりもあるみたいで、驚きましたが !(^^)!
これって、どうして「赤」と「緑」なんでしょうね?すっごく気になったので、早速調べましたよ。
答えはこれ↓
Q3.赤いきつねの名前の由来を教えてください。
A.
開発当初は熱々の美味しさが伝わるようにと、「熱いきつねうどん」という名前で発売される予定でした。しかし、店頭で目立ちシズル感のある「赤」を基調色としたデザインが採用されることになり、商品名もユニークでインパクトのある「赤いきつね」に決まりました。Q4.緑のたぬきの名前の由来を教えてください。
A.
「赤いきつね」のシリーズ品として位置づけられた商品であったため、赤と補色関係にある緑を名前に使い、「緑のたぬき」としました。
もともとは「赤い」ではなくて「熱い」だったとはねぇ~。
「熱いきつね」よりもやっぱり「赤いきつね」の方が絶対に食べたくなりますよね。
これを観るともうたまりませんなぁ~↓
動画の最後に、「あなたはどぉ~っち?」って言ってますが、私は、そばアレルギーなので、「赤いきつね」しか食べられません・・・。
それでは最後に、今回の内容をまとめてみましょう。
まとめ
きつねとたぬき、基本形と変化形があることがわかって、調べていて楽しかったです♪
では、まとめをご覧ください。
- 油揚げ入りが「きつねうどん・そば」で天かす入りが「たぬきうどん・そば」
- 関西では油揚げ入りのそばを「たぬき」と呼ぶ
- 油揚げと天かすの両方が入ったものを「むじなうどん・そば」という
- 「赤いきつね」はもともとは「熱いきつね」だった
いやぁ~、なんだかマルちゃんの赤いきつねが食べたくなってきました~。
「かけうどん」と「ぶっかけうどん」の違いに関する記事もあります↓
この記事では、「かけうどん」と「ぶっかけうどん」の違いについて解説します。単につゆの違いだけではなく、その元祖についての情報やころうどんに関する情報もありますよ。
今回は以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。