こんにちは、Isajiです。
いきなりですが、ちょっとコレ↓を見てください。
空の祝儀袋や香典。3度ぐらい数える経験をしたけど、2回あった(;´Д`)「これ…しょうがないよね…」てなる。 #kume954
— HIROJIN 📷 浩人 (@coga76) March 26, 2016
こんなことってあるんですね!
袋だけで中身無しの祝儀袋なんて・・・。
ところで、これを見ていてちょっと気になったことが。
近頃は気になるものの数え方を調べることがマイブームなんですが、今回は祝儀袋(のし袋)の数え方を調べることにしました。
祝儀袋も、のし袋と同じような意味で使われるようですので、この記事では同じものとして扱いますね。
そしてさらに、お年玉袋・ポチ袋・香典袋の数え方についてもお伝えしますよ。
それでは順番に見ていきましょう。
この記事でわかること
祝儀袋(のし袋)の数え方
祝儀袋の数え方は、大きく次の2つに分けられます。
- 袋だけの場合
- 中身が入っている場合
中身のあるなしで違うって意外と気付かなかったですね。ここでいきない奥深さを感じました。
ではそれぞれについて見ていきましょう。
袋だけの場合
上の画像のように、祝儀袋だけの場合は、
〇枚 ← コレで数えます。
くれぐれも中にお金を入れている場合は、「枚」で数えないようにしてくださいね。恥をかいてしまいますよ (^.^)
それでは続いて、中にお金が入っている場合の数え方をご紹介しますね。
中身が入っている場合
〇封
中にお金を入れて封をした状態のものは、
〇封 ← コレを単位に使います。
渡す時ももらう時も、中身が入っているわけですから、この数え方は特にしっかりと覚えておきましょう。
ちなみに、「金一封」という言い方をしますが、これは「お金を入れて封をしたもの」という意味ですね。
〇包み
1枚の紙を折って作った祝儀袋を数える時は、
〇包み ← コレを使いましょう。
文字通り「お金を包む」からですね。
イメージしやすいように、下の動画を用意しました。包み方にも作法がありますので、じっくりとご覧くださいね。
他にもこんなもの↓が「〇包み」を使って数えます。
この記事では羊羹の数え方について詳しくまとめてみました。「棹」以外にも8種類の数え方があるんですよ!また、「羊羹」のそもそもの語源についても解説しています。
以上が祝儀袋の数え方です。
ところで、そもそも「祝儀袋」ってなんなのでしょうか?
そこのところが気になって仕方がなかったので、ついでに調べてみました。その結果について次にお伝えしますね。
祝儀袋の由来は?
祝儀袋の由来がよくわかる資料を見付けましたので、引用しておきましょう。
祝儀袋の歴史的意味
日本では古来より、人はいろいろな意味において汚れているとされています。
神社にお参りする前に、口と手を清めるのもそのため。このことからも、贈りものを直接手で持つことが、その人の汚れをそれに移してしまうことになると考えられていました。
御祝の品はできるだけ清らかなものを選び、それを真っ白の紙で包み水引を結ぶことによって、中の品は清浄なもであるという意味を込めているのです。引用元:文栄堂/御祝儀袋の知識館
という気づかいから「祝儀袋」という文化が生まれたんですね。
単なる袋と思っていましたが、意外と奥深くて驚きました!
ここまで祝儀袋の数え方やその由来についていろいろと調べてきたのですが、そのリサーチ中にちょっと意外なものを見付けました。
ということで次に、ちょっと変わったおもしろアイテムをご紹介しますね。
リサーチ中に意外な祝儀袋を見つけたよ
ぜひ見て欲しい商品はこちらです↓
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実はコレ、表だけが本物に見えて裏側は白紙!つまりダミー商品ですね。
お金持ち気分を味わえそうです。
これを送って、貰った相手の顔を見てみたい気がしませんか?
以上が祝儀袋に関する情報です。
ところで、祝儀袋とよく似たものとして、のし袋、お年玉袋、ポチ袋、香典袋がありますよね。
これらの数え方はどうなのでしょうか?
ということで、続いてはそのことについてお伝えします。
お年玉袋・ポチ袋・香典袋の数え方
お年玉袋(ポチ袋)も香典袋も数え方の単位は全て祝儀袋と同じです、次のように数えます。
- 袋だけの場合・・・〇枚
- お金が入った状態・・・〇封
- 1枚の紙で作った袋で包む場合・・・〇包み
ちなみにダイソーの売り場で、実際の商品表示を確認してみましたので、画像をご覧ください。
【ポチ袋】
【香典袋】
それでは最後に全体のまとめをご覧ください。
まとめ
祝儀袋を数える時って、中身が入っているかいないかで意識したことはなかったので、今回は良い勉強になりました。
中身を入れた祝儀袋を「枚」で数えないように気を付けようと思います。
それでは要点をまとめてみましょう。
- 祝儀袋(のし袋)を数える単位は「〇枚」「〇封」「〇包み」の3種類
- 祝儀袋には「自分の汚れを相手に移さないように」という気づかいが込められている
- お年玉袋・ポチ袋・香典袋も「〇枚」「〇封」「〇包み」で数える
ちなみに、のし袋の「のし」とは「のしアワビ」のことなんだとか。
下の画像の青丸で囲んだ部分の、4本の黄色い棒のようなもののことですね。
アワビは長寿をもたらすものとされていて、これを熨す(のす)=薄く引き伸ばしたものを贈り物として添えていたんだとか。
いろいろ調べると、それぞれに深い意味があって面白いですね。
次は何を調べようかなぁ (^^♪
今回は以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。