由来

「丁寧」や「ギョッとする」という言葉の由来は中国の楽器!?

投稿日:2018年7月23日 更新日:

こんにちは。ご訪問、ありがとうございます。歴史や語源、由来を調べるのが大好きなIsajiです。

私はいつも丁寧に記事を書いて、読者の皆さんにお届けすることを心掛けています。

ところで、この「丁寧」って言葉の由来を知ってますか?普段、由来なんて考えていないので、言われてみると「? ? ?・・・」ですよね。

以前にテレビで「丁寧」の由来をやっていて、「へー!」って思いまして、今回もっと詳しく知りたいと思い、早速調べてみました。

また、合わせて、「ギョッとする」や「呂律が回らない」の由来も調べてみましたので、最後までじっくりとご覧ください。

では、「丁寧」の由来から早速見ていきましょう。ギョッとしますよ!^^/

「丁寧」という言葉の由来を知ろう!

「丁寧」の言葉の由来はですねぇ、

  • 中国の戦争で使っていた楽器が由来

だったんですよ!知ってました?まさか、そもそもそんな楽器があるなんて、驚きですよね!

この楽器の叩く部分によって音が違っていて、それにより「攻め」や「守り」の指示を軍隊に送っていました。

ここから、物事を注意深くおこなうことや、細かい点まで注意が行き届くことを「丁寧」というようになりました。

余談になりますが、今回、実物を見たいと思ってYoutubeで探してみたのですが、「中国 楽器 丁寧」で検索すると卓球の丁寧選手しかヒットしませんでした^^;

残念ながら引用できる画像が見付かりませんでしたので、イラストを作ってみました。↓

ちょうどドラのような楽器で、真ん中の黒い部分を叩くと「攻撃」の合図で、ふちの黒い部分を叩くと「守り・逃げろ」の合図なのだそうです。

ところで、「丁寧」以外にも中国の楽器が由来の言葉があるのを知ってます?次はそんな話題です。

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他にも中国の楽器由来の言葉があった!

「丁寧」以外にも中国の楽器に由来する言葉があります。それは「ギョッとする」です。

「ギョッとする」の由来は?

由来は、中国の「敔(ぎょ)」という楽器です。

なぜこの楽器が「ギョッとする」の由来かと言いますと、この楽器は「演奏を止めろ!」っていう合図に使われたそうです。

しかも音がメチャメチャ大きくて、なんとも言えないものなので、これが鳴ると他の演奏者たちはビックリしたそうです。

で、驚いてビックリすることを「ギョッとする」って言うようになったのだそうですよ。

ここまで知ると、実際の「敔」を見てみたいですよね!お任せください。こちらはYoutubeにありました。次でご紹介しましょう。

「敔(ぎょ)」ってどんな楽器?

先ずはどんな楽器か、取り敢えずご覧ください。

これは古代中国の打楽器で、虎の置物の形をしていて、背中のギザギザをこすって音を出すんですね。

演奏者からすると、後ろからあんな奇妙な音が突然聞こえてくると、確かにびっくりするでしょうねぇ!

ところで、「ギョッとする」はいつ頃から一般的に使われ出したのでしょう?その辺のことも調べてみましたのでご覧ください。

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いつ頃から広まったの?

江戸時代から一部では使われていたようですが、一般的に使われはじめたのは次の2人の芸人さんの影響です。

  • 内海 突破(うつみとっぱ)・・・漫才師
  • 松井 翠声(まついすいせい)・・・漫談家

この2人が、話のオチに使って流行っていきました。

ちなみに、内海 突破の場合はラジオの生本番中に、話す言葉に詰まって、思わず「ギョギョッ」って言ってしまったら、それが意外にも大うけしたことがきっかけだそうですよ。

発明ではよく聞きますが、意外と偶然や失敗から生まれて世間に広まることってありますよね。

では次に、楽器ではありませんが、中国の音楽から生まれた言葉を見ておきたいと思います。

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「呂律が回らない」は中国の音楽が由来!?

酔っぱらって舌がよく動かず、言葉がはっきりしないことを「呂律が回らない」って言いますが、これって実は、

  • 中国の音楽が由来

なんです!

中国から日本に伝わった「雅楽」というのがありますが、この中に「呂律(りょりつ)」という、音階を表す言葉があります。

この「呂(りょ)」と「律(りつ)」の音階が合わないことを「呂律(りょりつ)が回らない」と言います。

ここから一般に広まり、言葉がはっきりしないことを「呂律(ろれつ)が回らない」って言うようになっていったんですよ。

ちなみに雅楽とは次のようなものです。

雅楽は1200年以上の歴史を持ち、日本の古典音楽として、また世界の古典音楽として外国でも非常に高く評価されてきています。

雅楽は、日本古来の儀式音楽や舞踊などと、仏教伝来の飛鳥時代から平安時代初めにかけての400年間あまりの間に、中国大陸や朝鮮半島から伝えられた音楽や舞、そして平安時代に日本独自の様式に整えられた音楽などです。

引用元;日本雅樂會

酔っぱらった時に使う言葉がなんと、1200年の歴史がある、中国伝来の音楽に由来を持つとはびっくりしました!

では、最後に今回の内容をまとめておきましょう。

まとめ

「丁寧」「ギョッとする」「呂律が回らない」以上の3つの言葉の由来をご紹介しました。いずれも中国が由来だとは、知らない方も多いのではないでしょうか。

では、要点まとめです。

  1. 「丁寧」は中国の丁寧という楽器が由来の言葉。
  2. 「ギョッとする」は中国の「敔」という楽器が由来。
  3. 「呂律が回らない」は中国から伝わった日本の雅楽の音階が由来。

他にも普段何気なく使っている言葉で、「へーっ!」って思わずうなってしまいそうな言葉の由来ってまだまだありそうですね。

今後も気になった言葉の意味や由来をドンドン公開していきますので、楽しみにしていてくださいね。^^/

今回は以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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プロフィール

         Isaji

信長で有名(?)な岐阜市の病院に勤務するアラフィフです。 元々は国税専門官なんていうお堅い仕事をしていたこともあります。

時代劇が大好きです。マジックも大好きで、マジックグッズのコレクションが趣味です。

また、’08年と’10年 にNHKワンポイント介護という番組に15回出演させて貰いました。

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