こんにちは、Isajiです。
以前、盆栽の数え方に関する記事を書いたのですが、その時にいろいろと調べていて、盆栽って意外と高額だってことを知ってすっごく驚きました。
【サザエさん】でカツオがいつもぶち壊してるおじいさんの盆栽だけど、この値段は怒るわ。カツオ弁償しろ。 pic.twitter.com/IWJkzcLhyg
— たくらふ (@mariokun91) June 18, 2015
ウン万円もするんですね。
それで、もっと調べてみたんですよ。するとなんと1億円の盆栽があることがわかりました。
そこで、今回は最初に1億円の盆栽をご紹介しますね。
そしてさらに、盆栽の評価基準についてもお伝えしようと思います。
では最後までじっくりとご覧ください。
1億円の高額な盆栽とは
いきなりですが、この動画↓をご覧ください。
これが1億円の盆栽です。
2019年に、朝日放送の「芸能人格付けチェック」という番組にも登場し、話題になったものなんですよね。
樹齢は500年を超えているそうですよ。
白くなっている部分は死んでいるらしく、これがあると評価額も高くなるみたいです。
この盆栽が展示されている「春花園BONSAI美術館」の情報はこちらです↓
春花園BONSAI美術館
電話番号:03-3670-8622
営業時間:10:00~17:00
公式サイト:http://www.kunio-kobayashi.com/index.html
地図
この盆栽を知ると、
って、かなり気になってきました。
そこで次に、世界一高額な盆栽っていくらなのかを調べてみましたよ。
世界一高額な盆栽とは
色々調べていたらこんなの↓を見付けちゃいました。
なんと樹齢200年で2億円ですって!
今回いろいろと調べ尽くした結果、これが最高額の盆栽でした。
2億円の盆栽が展示されている「はままつフラワーパーク」の情報も載せておきますね。
はままつフラワーパーク
電話番号:053-487-0511
営業時間:9:00~17:00
入園料:【大人】800円 【小中学生】400円
公式サイト:https://e-flowerpark.com/price/
地図
ここまで高額な盆栽を2つご紹介してきましたが、2億円の盆栽の方が1億円のものよりも若いんですよね。つまり、その価値を決めるのは樹齢だけではないみたいなんですよ。
では、その金額っていったいどのように決まるのでしょう?
その秘密が、すっごく気になって仕方なかったので早速調べてみました。
ということで、ここからは盆栽の評価基準についてお伝えしますね。
盆栽の評価基準を知ろう
盆栽の価値を決めるポイントは次の3つ。
- 樹齢
- 樹形
- 費用
それでは、それぞれざっくりと見て行きますね。
樹齢
樹齢、つまり樹木の年齢が大きいほど値段は高くなります。
まぁ、これはわかりやすいですね。
先ほど見てもらった2億円の盆栽は、樹齢が200年でしたが、下のように樹齢1,000年で1億円なんてのもあるんですよね。
樹齢1000年の松は吉田茂ら歴代の首相が持っていたという逸品で、「皮が剥けて肉がそげて骨がむき出しになって、死んだ部分と生きた部分が共存している。もうわけわかんない値段じゃないの」(松潤)。3000万円をつけたが、なんと1億円である。
引用元:J CAST テレビウォッチ
つまり、単純に樹齢が長ければその分価格も高くなるということではなさそうですね。
下の記事では、樹齢の調べ方について触れています。
今回は盆栽の数え方の単位を調べてみました。鉢植えものなので答えは単純と思いきや、意外な答えも見付かりましたよ!さらに、盆栽の樹齢の調べ方についても触れています。
それでは、次に「樹形」について見てみましょう。
樹形
樹形は、文字通り盆栽の形ですね。
樹形について詳しく解説した動画がありましたので、ぜひご覧ください↓
動画にも出てきましたが、樹形は主に以下の8つがあります。
- 模様木・・・幹が模様を成している
- 寄せ植え・・・同一樹種の株をいくつか寄せて植えたもの
- 石付き・・・樹木が岩に絡んだ姿を表現したもの
- 懸崖(けんがい)・・・鉢の底に向かって曲がっていく樹形
- 直幹(ちょっかん)・・・幹が真っ直ぐ空に向かって伸びているもの
- 斜幹・・・幹が斜めに伸びているもの
- 吹き流し・・・風や雪の重みで、横に流されたような樹形
- 文人・・・明治の文人が好んだ樹形。幹の高い部分に枝が伸びている
それでは続いて、もう一つのポイントを見てみましょう。
諸経費
これは要するに、盆栽を育てるのにかかった「手間」や「経費」ですね。
鉢の植え替え回数や鉢そのものの価値、温度の管理や肥料などの手間賃が盆栽の価値には反映されます。
それでは最後にまとめをご覧ください。
まとめ
盆栽の値段が1億円、2億円ってなんでだろうと思ったのですが、その秘密を知って納得しました。
樹齢や樹形、そして諸経費。
これらを総合して値段が決まるんですね。奥が深い世界だと思います。
それではまとめをご覧ください。
- 1億円の盆栽は「春花園BONSAI美術館」にある
- 2億円の盆栽は「はままつフラワーパーク」にある
- 盆栽の評価額を決めるポイントは「樹齢」「樹形」「諸経費」
一度盆栽展をのぞいてみたくなりましたね (^^)/
今回は以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。