盆栽の数え方を追っかけたら「席」なんてのもあってビックリした件

こんにちは、Isajiです。

以前、花の数え方を調べた時に「〇鉢」という単位があるのを知りました。

鉢植えの花を数える単位なのですが、この時、

って思ったんですよね。

盆栽にもいささか興味があったので、今回は思い切って盆栽の数え方の単位について調べてみることにしました。

更に合わせて、英語での数え方にも触れていきますよ。

それでは早速ご覧ください。

盆栽の数え方の単位はこの2種類

盆栽を数える時は、

1. 〇鉢
2. 〇席

以上2種類の単位が使われます。

それではぞれぞれ確認していきましょう。

〇鉢

盆栽は基本的には、

〇鉢 ← これで数えます。

実際に

「NHKことばのハンドブック」を参照に、10鉢まで数えてみましょう。

• 1鉢・・・ヒトハチ
• 2鉢・・・フタハチ
• 3鉢・・・ミハチ
• 4鉢・・・ヨハチ/ヨンハチ
• 5鉢・・・ゴハチ
• 6鉢・・・ロクハチ
• 7鉢・・・ナナハチ
• 8鉢・・・ハッパチ
• 9鉢・・・キュウハチ
• 10鉢・・・ジッパチ/ジュッパチ/トハチ

こうして見ると意外と迷う数字もありますね。

特に「10鉢」なんて3通りの読み方がありますもんねぇ。日本語って難しいです (^^)/

まぁ、盆栽は鉢植えものですから、数え方としてはシンプルですよね。

では続いて「〇席」を使う場合を解説していきますね。

〇席

盆栽展などの展示物を数える時は、

〇席 ← コレを単位として使います。

実際の展示の様子を見てみましょう。

このように、それぞれの作品を展示するための空間があって、主役となる鉢のそばに「添え」と言われる小さめの鉢が置かれていますよね。

この空間全体を「1席」と数えるんですね。

なお、「添え」とは次のようなものです。

席飾りや床飾りなどで主飾りに対して、その陳列の雰囲気を盛り上げるために添えられる軽妙な雑木、花物、実物の盆栽、山野草類のこと。主木の飾りを引き立てる役目を果たす

引用元：盆栽用語事典

こうしたものを見て回るのも、趣があってなかなか良いですね (^^♪

以上が盆栽の数え方です。

それでは続いて、盆栽の英語での数え方について解説していきますね。

盆栽の英語での数え方

盆栽は英語では「Bonsai」「dwarf tree」「potted plant」などと言います。

驚きなのは「Bonsai」で通じるってこと！

参考までにコチラ↓をご覧ください。

【「BONSAI」は今や世界で通じる言葉！大変な人気！第39回「日本盆栽大観展」＠みやこめっせ。今年のテーマは「明治から令和へ　五代の盆栽界の道程」。西日本一の規模を誇り、全国の盆栽・水石愛好家の皆さんの名作が一堂に！アメリカ、ヨーロッパ、中国等の盆栽愛好家の方々も沢山お越しに（外国人の方が圧倒的に多い開会式）。

引用元：婦人画報/

数え方は、単純に複数形にするだけ。下のような感じですね。

• 盆栽1鉢・・・one bonsai
• 盆栽3鉢・・・three bonsais

特に難しくはなかったですね (^^♪

ところで、木ってすっごく長生きじゃないですかぁ。樹齢1,000年のものもあるって聞きますし！

でも、その「樹齢」っていったいどのように数えるんでしょうねぇ。気になりませんか？

ってことで次に、木の樹齢の調べ方についてお伝えしますね。

樹齢のチェック方法って知ってますか？

今回確認したところ、樹齢のチェック方法は次の3つあるみたいです。

1. 年輪の数を数える
2. 枝の数を数える
3. 幹の太さから計算する

では、一つずつサクサクっと見ていきましょう。

年輪の数を数える

木は春に1つ年輪を増やすんです。

ですから調べたい木を切って、その切り株断面の年輪の数を数えれば樹齢がわかります。

しかし盆栽や庭木など、実際に育てている木をわざわざ伐採するわけにはいきませんよね。

そんな時は、以下2つの方法がおすすめですよ。

枝の数を数える

松の木やモミの木などは、1年に1段ずつ枝を伸ばします。

そうした種類のものは、枝の数 = 樹齢ってことですね。

ですが盆栽などのように、枝打ちしたりして手入れをしている木ですと、この方法もちょっと正確性に難ありですよね。

そんな心配を解消する方法が次の調べ方。

幹の太さから計算する

地上から1mの高さ部分の幹の太さ（cm）÷2.5 = 樹齢

という計算式があります。

たとえばこんな感じ↓

ということですね。

ただしいずれも、その時までの育った環境に左右されるので、あくまでも目安ってことで参考にしてみてください。

それでは最後に要点のまとめをご覧ください。

まとめ

とは思っていたのですが、まさか「〇席」という単位も使うことがあるとは知りませんでしたね。

それではまとめをどうぞ。

盆栽が、海外でもそのまま通じるというのは意外な発見でしたね。

今回は以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。