「高校野球の審判をしたいけど、どうやったらなれる?」
こんにちは、Isajiです^^/
野球が大好きで、中学までですが、自分でもやっていました。今は専ら観戦専門w
ところで、野球っていうと当然主役は選手。
ですが、絶対に欠かせないのが「審判」ですよね。
特に高校野球の場合、地区大会から甲子園大会までかなりの数の審判が活躍しています。
そこで今回は高校野球の審判にスポットを当ててみました。
高校野球審判のなり方や必要な資格、収入から過去の歴史に残る大誤審まで余す事無く特集します。
それでは、初めに審判のなり方、ココから解説していきますよ。
この記事でわかること
高校野球審判のなり方は?
プロ野球審判の様な養成校が有って、そこを卒業していること、なんていう条件は無く、単純に言うと「登録制」。
今回調べた結果、特に必要な資格も無い様です。
登録条件は各県ごとに規定が違いますが、主なものは次の様になっています。
- 出身学校野球部部長の推薦
- 高校野球経験者
- 高等学校の教職員や野球部監督
そして登録後、各都道府県高校野球連盟が主催する講習会で、基本動作やストライクゾーン等の確認をした後、高校野球の練習試合で技術を磨いて行きます。
そして、具体的な経験試合数等の決まりは無く、ある程度の経験を積んだら、地区大会の球審を勤める事が出来る。
ん~、プロではないので仕方無いのでしょうが、何となくアバウトな感じがしますね。
以上が高校野球審判のなり方や地区大会の審判を担当するまでの流れとなります。
では次に、甲子園大会の審判についても見ていきます。
高校野球甲子園大会の審判ってどんな人がやってるの?
甲子園大会の試合は全国大会審判員と、各都道府県から派遣された審判員で運営されます。
派遣審判委員は6年に1度、各都道府県に割り当てられる。そして、甲子園大会の球審以外の全てのポジションを担当する。
一方、全国大会審判員については、今回の調査では、その資格や身分が分かりませんでした。
引き続き調査し、分かり次第記事を更新したいと思います。
何人の審判で試合を運営しているの?
- 1試合を7人で運営
- 4人がグラウンド審判
甲子園大会では、1試合を7人で担当しています。
内訳は4人がグラウンド。2人が予備審判。あとの1人は記者の質問や、グラウンド審判員からの質問に答える等の控え審判。
予備審判は分かりますが、控え審判ってのが居るんですね。広報係ってことですね。
高校野球審判の収入は?
高校野球の審判、特に夏の場合なんかは超ハードそうですよね!
当然何らかの報酬は貰っているんだろうなぁ、と思って確認してみました。
何と!ボランティアなんだとか!!
出るのは食費、宿泊費、交通費のみ。びっくりですよ!
皆さん、正業やアルバイトをしながら地方大会や甲子園大会の試合を運営していると知って、頭が下がる思いがしましたね。
審判をしている人達の多くは、元高校球児で、自分がやっていた高校野球に、何らの形で貢献したい、って思いで取り組んでおられるんですって。
有り難いですよね。
何だか今後、高校野球を観る時、審判にも注目したくなってきましたw
ところで、ここまでは高校野球の審判について、そのなり方や収入について解説してきました。
最後に、ちょっと話題を変えて、未だに語られる、高校野球史上最悪とされる大誤審を紹介します。
高校野球史上最悪と言われている大誤審って?
先ずは、古い映像ですが、こちらの動画を観てみましょう。
これは、1980年の夏の甲子園、埼玉県予選決勝戦での出来事。
1塁ランナーが盗塁し、キャッチャーが2塁に送球しますが、セカンドベースカバーに入ったショートが落球します。
しかし判定はアウト!
確かにタイミングはアウトですが、明らかにショートは捕球していません。
しかし、塁審は、ショートの背中越しに判定体勢に入った為、捕球していないことを確認出来なかった様です。
でも、1塁塁審や球審は確認出来ますし、観客からもはっきりとセーフが確認出来るシーンですよね。
この後、動画にも有りますが、このシーンの後観客が乱入したり、グラウンドに物が投げ込まれたりと、大変なことになった様ですよ。
プロ野球の審判と違って、高校野球の審判は、先にも書きました様に、ボランティア。
完璧を求めるのはキツイかも知れませんが、せめて、審判団で協議した時点で球審と1塁塁審がセーフを認めるべきでしょう!
そして、選手やチーム側も、「スポーツマンシップに則り正々堂々と闘います」って言うんだから、落球したショートやその監督さんも「明らかに捕球していなかったのでセーフでいいですよ」って言うべきじゃないかなぁ。
この審判もテレビ中継されていて、映像が残っていますから、お気の毒ですよね。
これを教訓に、審判の研修を充実させていって欲しいですね。そして二度とこの様なことが起きない様にしていけば、このシーンの当事者も救われる気がします。
それでは最後に今回の記事をふりかえってみましょう。
まとめ
いかがでしたか?
高校野球の審判がまさかほぼ完全ボランティアだったとは知りませんでした!
よっぽどの野球好きで、自分もかつて球児だったから野球に恩返しがしたい、とかって強い気持ちが無いとやれませんよね。
ではまとめてみます。
- 高校野球の審判は登録制
- 甲子園大会の審判は全国大会審判員と派遣審判員で構成される
- 高校野球の審判はボランティア
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今回は以上となります。最後まで御覧頂き有難う御座いました。