どうも~!歌舞伎に興味津々のIsajiですー。
他人の財布って結構気になりますよね。ましてやテレビや舞台で活躍する芸能人や役者さんの収入ってなおさらでしょう!歌舞伎が好きな方は特に歌舞伎役者さんの年収って知りたくないですか?
ってことで、今回は歌舞伎役者さんの年収をアレコレ調べてみました。中村勘九郎さんや市川海老蔵さんなど、年収ランキング上位の役者さんは本当に千両役者(1億円プレーヤー)なんでしょうか?
それでは、歌舞伎役者さんの年収をいくつかの角度から順番に見ていきましょう。尚、記事中の年収や収入に関する数字は、記事末尾の参考サイトを基にしています。
この記事でわかること
歌舞伎役者さんの年収ってどれくらいなの?
では早速、歌舞伎役者さんの気になる年収を、中村勘九郎さんなどトップクラスの役者さんの年収、脇役さんの年収、平均年収に分けてみていきます。なお、最後に、収入源についても簡単に触れていますので、合わせてご覧ください。
先ずは、中村勘九郎さんなどのトップクラスの方々から見ていきます。
中村勘九郎さんなどトップクラスの歌舞伎役者さんの年収は?
手元の資料から、上位30人の歌舞伎役者さんをみてみますと・・・
歌舞伎役者さんトップ30人の平均年収・・・約7,000万円
この金額は、中村勘九郎さん、市川海老蔵さん、片岡愛之助さんなど、年収ランキングで常にトップクラスの歌舞伎役者さん約30人(上位1割)の平均年収です。
後ほどご覧いただく、歌舞伎役者さん全体の平均年収の約7倍、サラリーマンの平均年収の約17倍とケタ違いです。
市川海老蔵さんや片岡愛之助さんの収入をネットで調べてみると、歌舞伎からの収入だけでもおよそ5,000万円以上!これにテレビやCM、イベントなどの出演料を加えると、年収は1億円を軽く超えるようです。
流石にトップクラスは違いますよね!まさに千両役者(1億円プレーヤー)です。
ですが、我々サラリーマンと違って、休みはほとんど無いですし、舞台(約25日連続)のない時はテレビや雑誌の仕事に、次の舞台の稽古もあります。
また、病気や怪我をすると関係者に迷惑をかけるばかりではなく、次の仕事はもらえないかも知れません。したがって、体調の自己管理能力も必要でしょう。
そう考えると、やはり仕事に見合った年収といえるような気がしますね!
次は、有名人ではなく、脇役さんたちの年収を調べてみました。
脇役や部屋子の年収は?
ある手元の資料によると、脇役さんたちの年収は・・・
- 脇役・・・480万円~1,000万円
- 部屋子(へやご)・・・お小遣いのみ
有名人以外の歌舞伎役者さんは一流企業のおえらいさんの給料と比べると意外と高くないですよね。
ちなみに、厚生労働省の統計情報調査によると、大企業(資本金3億円以上)の部長クラスの平均年収は663万円となっています。
なお、部屋子さんとは次のような子役さんのことですね。
小さいうちから歌舞伎俳優のもとで、芸だけでなく楽屋での行儀など、必要なことを教えてもらう立場の俳優です。実際には、一般の家のお子さんが子役で活躍し、将来が期待されて部屋子となる例がほとんどで、大きくなってから芸養子や養子に迎えられることもあります。
(引用元;歌舞伎美人)
ここまでで、トップクラスの役者さんの平均年収と、脇役クラスの役者さんの平均年収を見て来ました。そこで次は、歌舞伎役者さん全体の平均給料はどうなのかについて調べてみました。
歌舞伎役者さん全体の平均年収は?
全歌舞伎役者さんの平均収入金額は・・・
歌舞伎役者さん全体の平均年収・・・約1,130万円
上の金額は、日本俳優協会に所属している、約300人の歌舞伎役者さんの平均金額です。しかもこの金額には、歌舞伎の各劇場を経営する松竹からの給与以外の収入(テレビやCMの出演料など)も含まれています。
サラリーマンの平均年収の約420万円と比べると、約2.7倍ですから、思ったより高くない感じですね。
では次に、歌舞伎役者さんの収入源についてみてみましょう。
収入源を知りたい!
歌舞伎役者さんの収入源をまとめてみました。
- 松竹からの給料
- 舞台出演料
- テレビ・CM・雑誌などの出演料
- 後援会からのご祝儀
では、一つずつ簡単に見ておきましょう。
【1】松竹からの給料
歌舞伎役者さんは全員、松竹と専属契約をしているんですね!知らなかったです。
それで、ここから、毎月40万円の給料が支払われているそうです。この数字だけだと、普通のサラリーマンの月収と同じですね、私は全く足りませんが・・・^^;
【2】舞台出演料
舞台出演料は当然、役者さんによってまちまちで、トップクラスの役者さんで、1舞台700万円だそうです。1舞台は25日ということですから、日給換算で28万円!ひえぇ~!
【3】テレビ・CM・雑誌などの出演料
ネット上のある資料に、ちょっと昔の市川海老蔵さん出演の、ドキュメンタリー番組(日テレ)のギャラが出ていました。私、開いた口がふさがなかったのは、初めてですわ!ご覧ください↓
気になる海老蔵のギャラだが、「週刊新潮」(新潮社)12月5日号によると、日テレから海老蔵には3,000万円が支払われるとか。
引用元;excite.ニュース
番組1本出演で家が建つ!信じられない。
ちなみに、私が昔出演させていただいたNHK番組のギャラは1本5,000円でした^^;
【4】後援会からのご祝儀
ご祝儀といっても、とんでもない金額ですよ!以下をじっくりとご覧ください。
歌舞伎役者の後援会は、いわゆるタレントのファンクラブなどとは違って文字通り“後援者”の集まりであり、公演時には高額な席のチケットを大口購入もするし、折々にはタニマチとして相当な額の祝儀をはずむことにもなる。
「勘三郎さんのような人気役者となれば後援者の数も多いだけに、ご祝儀の類は年間で億の単位に届くのではないでしょうか?」
引用元;宝島CHANNEL
ご祝儀って、普通は数万円とか、せいぜい数十万円、って感じだと思ってましたが、1億円近いって、すごい世界ですね。
では、最後に今回の内容をふりかえっておきましょう。
まとめ
歌舞伎役者さんって、大変華やかな仕事ですよね。調べた結果、収入も、人気度にもよりますが、トップクラスになると1億を超えているようですね。
しかし、それなりの苦労もありますので、まぁ、妥当な数字ではないでしょうか。
では、まとめてみましょう。
- 1億円を超える年収を稼ぐ役者さんもいる。
- 脇役さんの年収は480万円~1,000万円。
- 歌舞伎役者さん全体の平均年収はおよそ1,130万円。
江戸時代、もっとも稼ぐ歌舞伎役者さんを「千両役者」と呼んでいました。今でいう約1億円だそうですが、今も昔も千両役者(1億円プレーヤー)はどんな世界でもスーパースターですよね。
今回は以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。