希望の大学に入学し、親元を離れて待望の独り暮らしをされている学生さんも多いことと思います。
新生活の疲れが一気に出るゴールデンウィーク。明日から学校が始まると思うと急に不安感に襲われたり体がだるかったり、良く眠れない等の症状が出ていませんか?
それはもしかしたら「五月病」かも知れません
そして、この五月病の原因として「セロトニン」という脳内物質(脳の中で働く神経伝達物質)が深く関与しているんです。
でもご安心を!「五月病」と聞くと不安になるかも知れませんが、これは新しい環境に慣れるまでの体の準備期間で、新生活に慣れれば治まりますので殆どの場合は心配要りませんよw
では五月病の原因物質とも言えるセロトニンの働きや五月病対策の為の食事選びについて一緒に見て行きましょう。
五月病の原因物質は「セロトニン」だった!
セロトニン?聞いたこと有る様な無い様な、ですよね!実は私も今回リサーチするまでしっかりとは知りませんでした。医療関係者ですが専門外なもので^^:
セロトニンは精神を安定させぐっすりと眠る為には欠かせない、脳内で働いてくれる物質なんですね。
これが不足するとネガティブ思考になり気持ちがすっきりしないばかりかストレスで自律神経の働きが乱れ、下痢や便秘、頭痛等の身体症状を来すことも有るのだそうです。
しかもこの物質、外から取り入れることは出来ず、体の中で自ら生成しなければならないのです!
更に!
体内でセロトニンを生成する為にはアミノ酸、ビタミンB6、炭水化物が必要なんです。
働きを図示すると以下の様になります。
図を説明しますネ。↓
- トリプトファンがセロトニンに変化
- その過程でビタミンB6が作用
- 生成されたセロトニンが脳に運ばれる過程で炭水化物が作用
以上になります。セロトニンが脳に運ばれることでやっと脳がストレスを解消出来るのですね!その結果、五月病の原因が解消される、という分けですね。
では次に、セロトニンを作る為に必要な食材を見て行きましょう。
五月病の原因解消の為の具体的な食材って?
五月病?と思っても安心して下さい!ちゃんと対策する為の食材が有ります。
ストレスに負けない脳を作り、精神を安定させてくれる食材は私も今回調べてみて初めて知りました。それは以下の通りです。
- トリプトファン・・・鶏肉、豚ヒレ肉等の肉類。鰹節、たたみいわし、サバ節等の魚類。そして大豆製品や牛乳。
- ビタミンB6・・・鶏肉、バナナ、さつまいも、かぼちゃ、ナッツ(ダイソーのナッツ類は種類が豊富でおいしいですよね^^)。
- 炭水化物・・これは言うまでも有りませんが御飯やパンですね。麺類もそうですよね。
一人暮らしでも五月病の原因を知れば食事で対策が可能!
男子学生の一人暮らしだとこれらの食材を用意して自炊、なんて大変ですよね。私は食事付きの下宿に住んでいましたので栄養面の心配は無用でした。昼は学食が有りますしね。
でも、下宿していても日曜日は下宿のおばちゃんが休みたいということで3食共外食やコンビニ、ほか弁等でしたネ。
そこで、学生時代の私と同じ様に食事はコンビニという方も上記栄養分を参考に、ゴールデンウィーク明け間近の急な体調不良や精神的な不調を立て直す為にコンビニ弁当やほか弁を買う時は上記食材を参考に選んでみてはいかがでしょうか?
五月病の原因はセロトニン不足ですがそんな難しいことは考えなくても大丈夫です!
例えばコンビニで手軽に買えそうな物としては、チキンかつ弁当やサラダチキンが良さそうですよね^^
また、ガムもリラックス効果、精神安定効果が高いそうです。ガムはほぼ一定のリズムで噛みますでしょ!これって脳の安定に効果が有るんだそうです。
スポーツ選手がよくガムやひまわりの種を試合中に噛んでいるのを見たことが有りませんか?
あれはそうした意味が有ったんですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
五月病は新1年生さんや新社会人さん等、新たな生活を始めて1ヶ月が経ちホッとした頃に襲ってきます。
私の他の記事↓でも御紹介していますが食事以外の対処法も有りますよ。
五月病の原因の一つはセロトニン不足でしたネ!一人暮らしの学生さんもセロトニン産生に欠かせない「トリプトファン」「ビタミンB6」「炭水化物」を多く含む食材を選び、良く眠ってストレスを溜めない生活をして行きましょうね。
私も明日からまたデイサービスでおじいちゃんおばあちゃん達に囲まれる仕事に戻ります。^^/(介護施設で働いています)
あっ!あと↓も息抜きに是非読んでみて下さい。海外ではストレスを病気ととらえない所も有るみたいですよ。さてどこでしょう?^^
今回は以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。