こんにちは、Isajiです。
以前に蛸の数え方を調べたのですが、その時、
って思ったんですよね。
実は私、気になるものは調べないと気が済まない性格でして (^^)/
ということで今回は、イカの数え方について徹底的に調べてみました。
そしてさらに、「〇杯」で数える由来や、英語での数え方、そして「烏賊(いか)」と書く由来についても解説します。
それでは早速見ていきましょうね。
この記事でわかること
イカの数え方はこの12種類
今回調べた結果、イカの数え方は全部で以下の12種類もありました。
- 〇杯
- 〇匹
- 〇枚
- 〇足
- 〇束
- 〇把
- 〇連
- 〇盛
- 〇貫
- 〇荷
- 〇本
- 〇頭
ではそれぞれについて、サクサクっと見ていきますね。
〇杯
先ず最初にご紹介するのは、
〇杯 ← コレです。
知る人ぞ知る、と言った感じの数え方ではないでしょうかね。
私も、聞いたことはありました。
しかし、実はこの数え方、ある限られた状態の時にだけ使われるって知ってました?それは、
イカを食材として数える時
なんですって。
つまり下の画像のように、海から水揚げされて商品として扱われるようになって初めて「〇杯」で数えるんですね。
なぜ「〇杯」で数えるのかについては、次章で解説しています。
それでは続いて、商品になる前の数え方を見てみましょう。
〇匹
イカを生き物として数える時は、
〇匹 ← コレを使いましょう。
画像で見るとこんな感じ↓ですよね。
このように、水族館で泳いでいるイカは「匹」で数えましょうね。
〇枚
乾燥させてスルメになると、
〇枚 ← この単位を使います。
この状態↓ですね。
〇足
スルメのゲソの部分は、
〇足(そく)← コレで数えることがあります。
〇束
スルメを小売り用にいくつか束ねたものは、
〇束(たば)← コレを使います。
〇把
同じく、束ねたスルメの小売り単位として、
〇把(わ)← これも使います。
〇連
スルメを10枚束ねると、
〇連 ← この単位が使われます。
スルメだけでも5種類もあるなんて、驚きました。
〇盛
イカの活け造りは、
〇盛(もり)← こう数えます。
こんな状態↓のものですね。
〇貫
イカのお寿司は、
〇貫 ← これが単位になります。
これですよね↓。おいしそうです。
これは、厳密に言うとイカの数え方というよりは寿司の数え方ですね (^-^;
〇荷
2匹以上のイカが釣れると、
1荷(いっか)← こう数えるんですって。
〇本
細長いものを数える単位として、
〇本 ← コレも使います。
意外なものとして、こんなもの↓も「本」で数えるんですよ。
この記事では「椅子」数え方の単位について解説しています。「脚」はよく目にすると思うのですが、その他にも意外と数種類あって驚きました。また、「椅子」の由来や英語、韓国語、中国語での数え方についても触れています。
〇頭
ダイオウイカはあまりにも巨大なので、今後、
〇頭 ← コレが使われるようになるかもしれないそうですよ。
これまでに見付かった最大のものはなんと、体長が18mだそうです!
これはもう「〇頭」で数えた方が良さそうですね。
動画を見付けたのでぜひご覧ください↓
意外なものとしてコレ↓も「〇頭」で数えることがあるんですよ。
今回は、ペンギンの数え方やその理由について南知多ビーチランドに問い合わせた結果をご紹介しています。「羽」だけではなく、なんと5種類もあって驚きました。さらには英語や韓国語、中国語での数え方や漢字での書き方についても解説しますよ。
以上が以下の数え方です。
では続いて、食材としてのイカはなぜ「〇杯」と数えるのかについてお伝えしますね。
「〇杯」で数える由来は?
イカを「杯」を使って数えるのは、
胴の部分が、水を入れられるコップのような形をしている
ことに由来しています。これを知った時はビックリ仰天しました ( ゚Д゚)
コレ↓を見ると納得しませんか?
イカ徳利(とっくり)と言って、イカの胴の部分を徳利の形に成形して乾燥させたものです。
同じ由来で次のものも「〇杯」を使って数えます。
タコの数え方に関する記事もぜひご覧ください。
蛸の数え方の単位って「杯」以外にも4つもあるって知ってました?この記事では全5つを全てご紹介します。また、「杯」で数える由来や、その他の「杯」を単位とするものについても画像入りでご紹介しています。
それでは次に、英語での数え方を発音の仕方と共にご紹介しますね。
イカの英語での数え方は?
イカは英語で「squid」と言います。
数え方ですが、英語では不可算名詞に分類されていて、複数形でも「s」は付きません。
例えばこんな感じ↓ですね。
2杯のイカ・・・2 squid
ところで、イカって漢字で「烏賊」って書きますが、これ、何故だか知ってます?
私は知らなくて。
今回の記事を書いていてすっごく気になって仕方が無かったので、ついでに調べてみました。
漢字で「烏賊」と書く由来は?
イカって漢字で「烏賊」と書きますが、その由来は次の通り。
カラスにとってイカは自分の命を奪う盗賊のようなもの、という意味なんですね。
まぁ、実際にイカがカラスを食べることはないそうですが・・・。
では最後に全体をまとめてみましょう。
まとめ
イカの数え方が全部で12種類もあるなんて、驚きました!
「杯」と「匹」しか聞いたことがなかったので。
それでは要点をまとめておきますね。
- イカの数え方は「〇杯」「〇匹」「〇枚」「〇足」「〇束」「〇把」「〇連」「〇盛」「〇貫」「〇荷」「〇本」「〇頭」の12種類
- 「〇杯」で数えるのは、胴の部分が容器状になっているから
- 英語では、2杯のイカでも「2 squid」と数え、「s」は付けない
- イカを漢字で「烏賊」と書くのは、イカがカラスを食べたという中国の話が由来
数え方の単位っていろいろあって、面白いですね。
形状や状態で変わるものが意外とあるんですよ。
次は何を調べようかなぁ (^^♪
今回は以上です。最後までご覧いただき、ありがとうございました。