夏が終わって、秋が近づきハロウィンが終わるとあっという間にクリスマス!街中がきれいに装飾されて、大人になってもウキウキしちゃいますよね!
「お部屋のデコレーションどうしようかな?」
「ごちそう何作ろうかな?」
「クリスマスプレゼント何にしようかな?」
とアレコレ考えるだけで楽しくなりますよね!
ところでクリスマスにツリーを出す由来や、そこに飾りつけをしたりするのにはちゃんと意味があるって知ってました?
ってことで今回は、クリスマスツリーの由来やその意味について見ていこうと思います。
また合わせて、飾りつけの意味やさらにはツリーを持っている人がどれくらいいるのか、についても調べてみました。
今からでも遅くない!!
ツリーや飾りの由来や意味を知って、クリスマスをいつも以上に楽しんじゃいましょう!!
では最初にクリスマスツリーの由来を確認してみましょうね。
この記事でわかること
クリスマスツリーの由来や意味って知ってる?
クリスマスツリーの由来は?
クリスマスツリーは、ドイツ発祥と言われています。
ドイツには、
「モミの木に住んでいる小人が村に幸福を運んでくれる」
という信仰があり、小人にいつまでも留まっていてほしくて、花や卵、ろうそくなどをカシの木に飾って周りを囲うように踊るお祭りがありました。
幸福を運んでくれる小人が好きそうな飾りをカシの木に飾って、楽しく踊って「いつまでもココにいてくださいね」ってお願いしていたんでしょうね。
しかしこれは、もともとはお正月を祝う飾りつけだったんですね。ですがクリスマス(12/25)からお正月まで約1週間しかないじゃないですか。
そこでいつの間にか、クリスマスとお正月の飾りつけをいっしょにしてしまおう、ってことになっていったようです。
しかもそれをドイツの国王がやり始めたもんだから、一気に世界中に広まっていったと言われています。
以上が、クリスマスツリーの由来なんですね。
もしかしたら「面倒くさいからクリスマスもお正月も一緒にお祝いしよう!」ってことだったのかもしれませんよ(^^)/
次にクリスマスツリーの意味を知っておきましょう。
クリスマスツリーにはどんな意味があるの?
クリスマスツリーにはよくモミの木を使いますよね!モミの木は一年を通してずっと葉を落とさない常緑樹です。
葉を落とすことがない常緑樹は、
永遠の命の象徴
として、人々に信仰されていました。
クリスマスは本来キリスト降誕祭。ですからクリスマスツリーに、常緑樹であるモミの木を使うのは「キリストの永遠の命」を意味しているんですね。
ツリーを部屋に飾る=キリストに家庭を見守ってもらっている
という意味があるようですよ。
ここまで、クリスマスにツリーを飾る由来とその意味について確認してきました。では続いてツリーの飾りつけの意味をいくつか見ていきましょう。
クリスマスツリーの飾りってどんな意味があるの?
クリスマスツリーの飾りにはさまざまなものがありますが、ここでは次の9つについてその意味をご紹介します。
- トップスター
- オーナメントボール
- キャンディ
- ろうそく
- 天使
- ヒイラギ
- 靴下
- 松ぼっくり
- ベル
では一つ一つ見ていきますね。
【1】トップスター
クリスマスツリーのてっぺんに飾られている星です。
キリストが生まれたことを、遠く離れた地にいる賢者たちに知らせるための飾りだった、と言われています。
キリストの生まれた地に賢者を導いた星、ということから別名「ベツレヘムの星」と呼ぶそうです。
【2】オーナメントボール
いろんな色の球状の飾りのこと。色にはそれぞれ意味があるんです!
- 赤:キリストの血、生命力
- 白:キリストの清い心
- 緑:常緑樹、永遠の命
- 金・銀:気高い
元々は、ドイツの小人信仰のための飾りつけでしたが、キリスト教の影響が加わり、飾るものが変化していきました。
それぞれの色の意味を見てみると、キリスト教要素が強いことがよくわかりますね!
中でも特に赤が気になったので、赤色の意味をより詳しく調べてみました。すると次のようなことがわかりました。
その象徴として、赤いオーナメントボールを飾るようになったようです。
そのリンゴには「豊かな実り」「生きる喜び」「神」などいろいろな意味が込められていたようです。
19世紀を過ぎると、リンゴの代わりにガラス玉のオーナメントが飾られるようになりました。
ガラスには反射作用があるため、その性質を利用して、悪意や呪いを映し出し、よけるために飾ったとも言われています。
魔よけの意味も込められていたんですね!
【3】キャンディ
しましま模様のステッキの形をしています。色が持つ意味は、オーナメントボールと一緒です。
この杖のモデルは羊飼いで、迷った羊を導く様子から
困ったときはお互い様
という、助け合いの意味が込められているようです。
【4】ろうそく
火を灯すことで明かりが生じることから、
世界を照らす光=キリスト
の意味を込めていたそうです。
今では火気は危ないことから、代用として電飾を使用していますが、昔はろうそくを飾るとツリーの下に水を用意していたそうですよ!
【5】天使
天使は、
キリストの誕生を伝える役目です
日本では、クリスマスツリーのトップは星が一般的ですが、イギリスでは天使を飾るそうです。
【6】ヒイラギ
ヒイラギにはトゲがあるので、
魔よけや厄除けのために飾った
とされています。
また、キリストが処刑される時につけていた「いばらの冠」を表しているともいわれ、ついている実はその時に流れた血を表しているんだとか!!
ちょっと物騒に感じますが、そこはキリストの血なので神聖なもののようです。
【7】靴下
これは、
サンタクロースにプレゼントを入れてもらうためのもの
ですよね。
クリスマスといえば、サンタクロースが靴下にプレゼントを入れるのを思い浮かべると思います。実はサンタクロースにはモデルになった人物がいるんです!
それは聖ニコラウスというキリスト教の司教です。彼はキリストの教えを守る聖人で、とてもやさしかったそうです。
特に子供たちを守護することに力を入れており、貧しい子供がいる家庭の家にお金を投げ入れたら、偶然にも煙突から中に入り暖炉にあった靴下に入ったそうです。
これが、靴下にプレゼントを入れる由来となり、クリスマスツリーに飾るようになりました。
【8】松ぼっくり
キリストを身ごもった聖母マリアが、命を狙われ逃げていた時に、実のついたモミの木が枝を広げてかくまってくれた、という神話から、クリスマスツリーにはモミの木が使われるようになりました。
モミの木の実は、散ってバラバラになってしまうため保存が難しく、似ている松の木になる松ぼっくりを代用として飾るようになりました。
【9】ベル
天使が、
キリストの誕生を知らせるためにベルを鳴らした
ことが由来です。
ほかにも、ベルの音で迷わずに神様のもとにたどり着けますように、との願いが込められています。
クリスマスの飾りつけってどれも可愛いだけじゃないんですね!それぞれの意味を知ることで、飾りつけのときには願いが込められそうです!!
また、「こんな意味があるんだよ~」ってお子さんや恋人とお話ししながら、飾りつけを楽しんでみてはどうでしょうか?
ところでみなさんはクリスマスツリーは持ってますか?最近はあまり見かけなくなった気がするので、どのくらいの人が持っているのかをちょっと調べてみました。
クリスマスツリーって持ってますか?
どのくらいの人が持ってるの?
クリスマスツリーを所持しているかどうかの統計があったので、見てみると…
およそ57%の人が持っていない
ってことでした。(参考元⇒クリスマスツリーに関する調査。)
やはり、単身者はクリスマスツリーを持っていないようですね。恋人とはお外デートで、クリスマスツリーを楽しむことが多いからなのかもしれませんね。
しかし、家族でクリスマスを楽しむ家庭には、クリスマスツリーがあるようです!!私も結婚してからクリスマスツリーを買った一人なので、同じような人は多いのではないでしょうか?
また、クリスマスツリーの大きさは戸建て住まいが一番大きいようです!
賃貸アパートの我が家…納得です!!
我が家のクリスマスツリー事情
私が子供のころには、庭に本物のモミの木があって、クリスマスになると妹と一緒に飾りつけを楽しんでいたのを、よく覚えています。
我が家では、そんな幼少期の思い出のおかげか、自然にクリスマスの飾りつけをしています!
家族みんなでひとつのことをする楽しさを知ってほしい!
単純に、クリスマス大好き!
そんな私の思いから、クリスマスを楽しんでいます。
まだ子供たちが幼すぎるため、今は飾りつけを一緒に楽しんだり、大きなツリーを置くことが危険なのでできませんが、子供たちの成長とともに、クリスマスの飾りつけをランクアップしていくのも、楽しみのひとつにしています。
サンタさんの存在を理解し始めている上の子とは、一緒にサンタさんへのお礼にとクッキーを作ったり、拾ったどんぐりなどでリースを作る予定です♡
では最後に全体をまとめておきます。
まとめ
クリスマスツリーの由来は、意外にもキリストとは全く関係ないところにあったんですね!これには驚きました。
- クリスマスツリーは、ドイツのお正月を祝う飾りつけが由来
- クリスマスツリーに常緑樹のモミの木を使うのは、キリストの永遠の命の象徴
- クリスマスツリーの飾りつけには、それぞれキリストや聖ニコラスにまつわる意味が込められている
- クリスマスツリーは約57%の人が持っていない
クリスマスツリーの由来が分かったところで、みなさんもお子さんの年齢にあったクリスマスの楽しみ方を、探してみませんか?
クリスマスツリーの飾りを親子で手作りしてみるのも素敵ですね!毎年、違ったクリスマスを楽しめるはずですよ!
今回は以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。