こんにちは、Isajiです。
子供の頃、クリスマスの夜に靴下を置いて寝ていたのですが、あの頃はその理由まで考えていなかったんですよね。
今考えてみると「なんで靴下?」ってとっても不思議に思えてきました。
クリスマスの時期にはスーパーなどで靴下や靴の形をした入れ物に、パンパンにお菓子が詰められて売られていますよね。
それを当たり前のように皆さん買っていかれるのですが、そもそもなんで靴下なのか知っていますか?
そこで今回はサンタさんがプレゼントを入れていくのはなぜ靴下なのかにつて調べてみました。
では最初に、サンタさんがなぜ靴下にプレゼントを入れるのかについて確認していきましょうね。
この記事でわかること
サンタさんはなぜ靴下にプレゼントを入れるの?
最初に結論から言いますとサンタさんが靴下にプレゼントを入れるようになったのは、
- サンタさんが煙突から投げ入れた金貨が、偶然 靴下に入ったから
だったんです。そう言われても、
? ? ?・・・。
ですよね^^
では詳しく解説していきましょう。
ご存知の方もいると思いますが、サンタさんにはモデルが居ます。聖ニコラウスといって、4世紀頃の東ローマ帝国の司教でした。
今から約1,600年前に実在した人物で、彼のおこなっていた行動から、サンタさんは靴下にプレゼントを入れてくれると言われるようになったんです。
その行動は次の通り。
「聖ニコラウスは、貧しい3人の娘が住む家の暖炉にこっそりと金貨を投げ込んだ。
金貨は暖炉のそばに吊るしてあった靴下の中に入っていった。金貨のおかげで娘は幸せな結婚ができた」という話が有名。
サンタクロースが、煙突から入って、暖炉のそばの靴下にプレゼントを入れるという言い伝えは、ここから生まれたといわれている。
引用元:excite.ニュース
つまり、
聖ニコラウスが、隣に住んでいた貧しい一家を助けるために、煙突から金貨を投げ入れたところ、偶然にも暖炉のそばに干してあった靴下の中に入った
という逸話がきっかけで、サンタさんは靴下にプレゼントを入れてくれるってことになったんですね。
ってことは、もし帽子が干してあってそこに入っていたとしたら、クリスマスプレゼントを入れてもらうのは帽子になっていたのかも知れませんね。
子供の頃は「なんで靴下!?」って不思議に思っていたのですが、この話を知ってようやくスッキリしました。
聖ニコラウスは自分の財産を貧しい人々のために使ったり、教会の穀物を飢饉に苦しむ人々のために開放したりするなどして、町の人たちから崇拝されていました。
サンタクロースの由来って?その人物の本名から衣装の謎まで全解明!
ちなみにですが、この聖ニコラウスはオランダでは「シンタ・クラース」と呼ばれていて、これがアメリカに伝わって「サンタクロース」となったそうですよ。
サンタさんが靴下にプレゼントを入れてくれる謎はこれで解けましたね!
ではここからは、クリスマスの靴下にまつわるその他の情報について触れていきたいと思います。
クリスマスの靴下って正式にはどこに置けば良いの?
アメリカではクリスマスプレゼントを入れるための靴下は、
- 暖炉の飾り棚に吊るす
ってことなんですよね。
実際にどんな感じなのかを動画で観てみましょう。最初の15秒ほどで良いのでぜひご覧ください。
このように、子どもだけではなくて大人も含めた家族全員の靴下を吊るすんですって。
聖ニコラウス伝説をそのまま受け継いでいる感じがしますね。聖ニコラウスが金貨を投げ入れた一家もこんな感じで靴下を干していて、煙突から入った金貨が靴下に入ったんでしょうね。
日本だと枕元に靴下を置くのが習慣だと思いますが、これは暖炉が無いから仕方ないですよね。
北海道なんかで暖炉がある家庭だと、暖炉の棚に吊るしてるとこもあるのかなぁ?
アメリカでも暖炉がなかったり、暖炉の飾り棚がない家庭は有ります。そんな家庭では、窓枠やコート掛けなどに吊るしたりするそうですよ。
ところでですねぇ、クリスマスのプレゼントは靴下に入れるっていう習慣について不思議に思うことがあるんですよね。
それは、
「入れる物が靴下じゃぁちっちゃな物しか入らないじゃん!」
ってこと。
で、実際に海外ではどうしているのかを色々と調べてみました。
アメリカのプレゼント交換事情がすごかった!
サンタクロース文化を世界に発信したアメリカのプレゼント事情を調べてみました。
靴下は前菜?
クリスマスプレゼントと靴下に関する習慣を調べてみると、アメリカでは、
- Stocking Stuffers(ストッキングスタッファーズ)
という習慣があるみたいですよ。「Stuffer」は「入れ物」って意味。つまり靴下の形をした入れ物ってことですね。
靴下自体もプレゼントを入れる用に、先ほどの動画にあるような特別なものを用意するんですね。
そこに、お菓子やせっけん、ボディオイルやネイル用品、おつまみセットなんかを入れておくのだそうです。
12月になると「Stocking Stuffers googs」セールが始まるんだそうです。靴下に入れる専用グッズが売り出されるんですね。
また、最近だと日本の100均商品が結構喜ばれているんですって。100均グッズってテレビで特集番組が放送されるくらい有名ですもんね。
こうした「Stocking Stuffers」はいわば「前菜」。メインのビッグプレゼントはもっと派手なんですって。
メインのプレゼントはクリスマスツリーの下に大集合!?
先の章に書いたように、暖炉の棚に飾る靴下に入れるプレゼントは言ってみれば「前菜」。
- メインのプレゼントはクリスマスツリーの下に置いていくんですよ。
しかも、クリスマス当日に置くのではなくて、数日前から少しずつ置いていき、しかも1人に対して複数個!
さらに子供だけではなくて大人もプレゼントをし合うんだそうです。
こうして集まったクリスマスプレゼントは12月25日に家族みんなで一斉に開封するんです。しかもラッピングをビリビリ破りながら豪快に。
こうすることで喜びを表現するんですって。派手に盛大にお祝いをして盛り上がろうぜ!って感じなんでしょうね。
日本だとそもそも、ツリーを置けるだけの部屋がある家庭って少ないでしょうからねぇ、ちょっとマネできないかなぁ。
ちなみに、ツリーのそばにはクッキーとミルクを置いておくんですって。
これはプレゼントを持ってきてくれたサンタさんへの感謝の気持ちだそうです。だからサンタさんは食べ過ぎ飲み過ぎで少々お太り気味な体型をしてらっしゃるんですね。
では最後に全体をまとめて本記事を締めたいと思います。
まとめ
いかがでしたか?子供の頃、クリスマスの夜に枕元に靴下を置いて寝たという人は多いと思います。
その起源とされる逸話は偶然のできごとだったんですよね!誰かの創作かも知れませんが、私は信じたいと思います。
- サンタさんが靴下にプレゼントを入れてくれるのは、煙突から投げ入れた金貨が靴下の中に入ったからだった
- クリスマスプレゼントを入れる靴下は暖炉の棚に吊るすのが正式
- メインプレゼント(大きなプレゼント)はクリスマスツリーの下に、クリスマスの数日前から集めていく
アメリカは兎に角スケールがでかいですね。暖炉もツリーも我が家にはないですわ・・・。
ってか、そんな家見たことない。芸能人のお宅訪問番組とかでちらっと見かけたことはありますが。
あと、私ならStocking StuffersはiPhoneが良いなぁ^^
今回は以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。