こんにちは、Isajiです。
今回は、私の知人女性のdekkaさんが、サンタクロースに関する情報をお届けします。
みなさん、こんにちは。dekkaです。ここからは、私がお伝えしますね。
子どもの頃、クリスマスが近づくと、「サンタさんにどんなプレゼントを頼もうかな?」と思いながらお手紙を書いたり、「良い子にしてないと、サンタさんにプレゼントもらえないよ!」とお母さんに叱られたり・・・
な~んてことがあったんですが、今では良い思い出です^^
母親となった現在は、サンタさんを待つ側から、サンタさんに協力する側になってしまった私ですが・・・
今でも、実はサンタさんを信じているんです!
「サンタさんは忙しくてうちになんて来れないよね。だから、お父さんが代わりにお手伝いしてくれているけど、サンタさんはきっとどこかにいる!」
と子どもの頃から、いい大人になった今でも、なんか信じ続けているんですよね~。夢のような存在のサンタさん・・・。30代の私が物心ついたころから、サンタさんがいるのが当たり前でした。
ところで、日本ではいつ頃から、サンタさんの存在が知られるようになったのでしょうか?今回はこのことについて、しっかりと調べてみました。
さらに合わせて、「あなたも、サンタさんになれるかもしれない!」という情報についてもお伝えしますね。
では、さっそく順番に見ていきましょう。
この記事でわかること
サンタクロースっていつから日本に広まったの?日本初のサンタさんって?
サンタクロースが日本に広まったのはいつから?
サンタクロースが日本に広まりはじめたのは、
1914年(大正3年)頃
といわれています。
大正に入ると、現代のサンタさんのイメージに近いサンタクロースの挿絵が、子ども向け雑誌によく掲載されるようになりました。
その中でも、1914年に刊行された子ども向け雑誌の「子供之友」には、現代のサンタクロースに近いイラストが描かれていました。
このイラストがきっかけになったかどうかはわかりませんが、この頃より定番のサンタクロースのイメージが一般に広まってきたと言われています。
そして、
1923年(大正12年)の東京日日新聞
では、「サンタクロース人形」が、一番人気のクリスマスプレゼントとして取り上げられています。
さらに、
1926年(大正15年)12月25日の大正天皇の崩御。
これにより、先帝祭(★)が翌1927年より12月25日に移行(1947年まで)し、この日が休日となります。このことが、日本でサンタクロースが一気に広まるきっかけになりました。
(★先代天皇を祭る宮中祭祀で、先帝の崩御した日に行われる。1948年からは休日ではなくなった。)
こうした流れで、サンタクロースは日本に徐々に広まっていったんですね。ではそもそも、サンタクロースが日本に初めて登場したのって、いったいいつなのでしょう?次はそのことについて調べてみました。
日本ではじめて登場したサンタクロースってどんなだったの?
日本でサンタクロースが広まり始めたのは、先ほどもお話したとおり1914年(大正3年)頃なのですが、初めて登場したのは、もう少しさかのぼります。それは、
1874年(明治7年)
のこと。
銀座の女学校で開かれたクリスマスパーティーが、日本で最初にサンタクロースが登場した場所だったといわれています。
このパーティーで登場したサンタクロースは、裃(かみしも:武士の中礼服、庶民の礼服)に刀を携え、大森かつらをつけた殿様風だったんだとか!
今では考えられないサンタクロースの姿ですよね。
このパーティーの主催者は、21歳の時にキリスト教に入信した、原胤昭(はら・たねあき)という人物だったそうです。
彼は江戸で育ち、根っからの江戸っ子気質の持ち主だったんだとか。入信への感謝のしるしに、その年に盛大にクリスマスを祝いたいと、パーティーを企画しました。
しかし、根っからの江戸っ子の彼は、後のインタビューに、
「神田明神のお祭りの、祭礼のような気分でやった」
と話しています。
江戸っ子気質が抜けなかったんでしょうね。気合を入れて取り組んだ部屋の装飾も、サンタクロースの装いも、なんだか純和風になっちゃったんだそうです(笑)
お部屋の飾りつけには、提灯やら花かんざしなどを使っていたそうですよ(笑)
ところで、条件が合えばあなたもサンタクロースになれるかもしれない、って知っていましたか?次はそんな、夢のようなお話しをご紹介しましょう。
あなたもサンタクロースになれる!
実は一般人でも、
サンタクロースになれる
ってことなんですよ!
ただしこれには、条件があります。それは「グリーンランド国際サンタクロース協会に公認してもらうこと」なんです。
では、そのなり方について見ていきますね。
おっとその前に、そもそもグリーンランド国際サンタクロース協会ってなんなのか?そのことについて、簡単にご説明しましょう。
世界には120人ほどの「本物のサンタクロース」が存在するのを知る人は多くないだろう。サンタクロースを職業にしている人たちは「公認サンタクロース」と呼ばれ、北欧のそばにある大きな島・グリーンランドにある「グリーンランド国際サンタクロース協会」で認定された人のみ、“本物の”サンタクロースを名乗ることが許されている。
世界各国に、公認サンタクロースさんがいらっしゃるってことで、それに、われわれ一般人でもなれるんですって。
では、ここからは協会公認のサンタクロースになる方法を、具合的に説明していきますね。
協会公認のサンタクロースになるためには、いくつかの条件をクリアしなければなりません。
応募資格
最初に応募資格を確認しておきます。
- サンタクロースとしての活動実績があること
- 既婚、子持ちであること
- サンタクロースと似た体型をしていること(基準は服装込みで120kg以上)
- 語学力があること
「活動実績」って何なのでしょうね?具体的なことが書かれた資料はありませんでしたが、公認サンタクロースの活動内容に、
- 病院や施設などを訪問し、家族とクリスマスが過ごせない子供たちにプレゼントを配る
- 商業施設などのイベントに参加する
などとありましたので、こうした活動をされていれば大丈夫だと思います。
ちなみに、応募資格に性別はないんですね。ということは・・・、女性でもサンタクロースになれるのでしょうかねぇ~?
実は、女性でも公認のサンタクロースになることができます。
もちろん、男性同様に試験に合格しなければ、協会公認のサンタクロースになることはできません。しかし、体重の条件だけは満たさなくてもOKなんだとか。
続いては、いよいよ試験内容です。どんなことが試されるのでしょう?
試験内容
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【体力試験】
- 候補生2名で競技(★)
- 選考基準は2分以内
- 上位2名が合格し、次の面接試験に挑める
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★競技内容★
- 50m全力ダッシュ
- 煙突(高さ280m×うち幅120×120cm)にはしごをかけて登る
- 登ったら、煙突に入り、下の暖炉まで下りる
- 暖炉から部屋に入り、モミの木の下にプレゼントをセッティングする
- セッティング後、暖炉の上のクッキー6枚と牛乳568mlを完食
- 再び、暖炉に入って煙突を登る
- 煙突から出たら、国旗を振る
- 煙突からはしごを使って下りる
- もう一度50m全力ダッシュ
驚きの体力勝負!2分以内の完走はとても難しそうですね。世界中の子どもたちにプレゼントを配って回るためには、体力は必須なようですよ。
-
【面接】
- 体力試験に合格した候補生が対象
面接は、協会公認の長老サンタクロースが行います。
長老たちの前で、サンタクロースになる意気込みを英語、もしくはデンマーク語でアピールします。
私たち日本人はまだ英語の方がなじみがあるので、英語で挑戦するのがおすすめです。
それにしても、歴戦の公認サンタクロースの前での面接・・・、緊張するけど、あふれるサンタ愛を伝えるには絶好の場ですね。
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【身だしなみ】
- サンタクロースの衣装を、着こなせているかのファッションチェック
サンタクロースの衣装を着ていれば良い?そんな簡単な試験ではないようです。実はこの試験がとても難関なのだとか・・・
サンタクロースの衣装は、候補生の出身地域の伝統や文化に合っているか、手作りしてあるか、など視点が厳しいようです。もちろん似合っていることも大前提。
サンタさんは、おしゃれにとても気をつかうようです。
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【宣誓文】
- 世界会議のときに、協会公認サンタクロース全員の前で宣誓文を朗読する
- サンタクロースの誓いの言葉が記された古文書を「HoHoHo」だけを活用して読む
- その場にいるサンタクロース全員が納得するまで、朗読は終わらない
サンタさん独特の笑い方「HoHoHo」だけで、表現するなんてハードルが高い。実際の朗読を聞いてみたくて、音声を探しましたが、残念ながら見つかりませんでした…。
実際の試験に影響するために、公開していないのかも知れませんね。
これらの試験を見事にクリアすると、晴れて協会公認のサンタクロースとして、世界会議に出席することができるそうです。
因みに、先ほどとても気になった女性のサンタクロース・・・、協会公認の女性のサンタクロースは、なんと30人もいるそうですよ!
サンタクロースといえば、白髭をたくわえたおじいさんのイメージが強いですが、女性のサンタクロースも素敵でかっこいいですよね。
はっ!ってことは、私でもサンタクロースになれる可能性は、どうやらゼロじゃないようです。英会話の勉強をはじめなきゃ(^^♪
ちなみに、日本人はいるのかが気になって、調べてみると、お一人だけいらっしゃいました。その名はパラダイス山元さん。日本人唯一どころか、アジア人唯一!日本人の誇りですね。
パラダイス山元さんのプロフィール⇒吉本興業 パラダイス山元
本業は、芸能人なんですね。なんだか納得。
では最後に、今回の内容のおさらいです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
日本にクリスマスが伝わってから、サンタクロースが一般に広がるまでには、結構タイムラグがあったんですね!
では、まとめです。
- サンタクロースは、日本でも1914年ごろから、子ども向け雑誌などに、サンタクロースのイラストが描かれるようになり、一般に周知されるようになった
- 日本ではじめて登場したサンタクロースは、純和風の殿様の格好をしていた
- グリーンランド国際サンタクロース協会とは、デンマークに本部を置く、国際的な公認サンタクロースのあつまり
- 協会公認のサンタクロースになるためには、条件を満たしたものだけが試験に挑戦できる資格が与えられ、4つの厳しい試験をクリアすると、協会公認のサンタクロースとして認められる
- 協会公認のサンタクロースの中に、アジア人唯一の日本人サンタクロース・パラダイス山元さんがいる
女性でも協会公認のサンタクロースになれるとは、思いもしませんでした。私もいつか、パラダイス山元さんのように、日本人初の女性サンタクロースを目指してみたいものです(笑)
そのためにも、今は目の前の自分の子どもたちに、めいっぱいクリスマスを楽しんでもらえるようにしたいですね♪
今回は以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。