こんにちは、Isajiです。
今回は、私の知人女性のdekkaさんが、おみくじに関する情報をお届けします。
みなさんこんにちは、dekkaです。ここからは、私がお伝えしますね。
お正月には、日本人ならほとんどの人が初詣に、神社などを参拝しますよね。私も、近所に有名な神社があるので毎年家族で参拝しています。
おさい銭を入れて、祈願して、それだけじゃなんだかつまらないですよね。おみくじを引いて、この1年どんな年になるのか占ってみたい。
本音を言うと、「大吉」を出して、気分を盛り上げたい。そんな浮かれ気分で引いたおみくじが「凶」だったら・・・、一気に、気持ちは急降下⤵。
おみくじで「凶」を引いた場合、どうすれば良いのでしょうか?運勢を変えるためにできることってあるの?あれば実践したいですよね。
ということで今回は、おみくじで凶を引いた場合の対処法をお届けします。
さらに合わせて、おみくじの凶の意味や、それにまつわるいろんな情報をお届けしたいと思います。これで、凶を引いても安心ですよ!
この記事でわかること
おみくじで凶が出た!どう対処したら良い?
「どうしよう・・・。おみくじ引いたら、凶が出ちゃったよ~。」
安心してください。おみくじで凶がでたときには、ちゃんと対処法があるんです。ここでは、おみくじで凶を引いてしまった場合の対処法について、次の4つをご紹介します。
- 境内で結ぶ
- 持ち帰る
- お返しする
- ごみ箱に捨てるのはNG
では順番に見ていきましょう。
【1】境内で結ぶ
これは、神様からいただいた、おみくじに書いてあるアドバイスを理解したうえで、凶の運勢を持ち帰らないために行うことが多いそうです。
しかし、境内にある神社の木の枝に結ぶのはNGですよ。結ぶ用のロープなどが設置されていると思いますので、そちらに結ぶようにしましょう。
一般的に、大吉などの良い結果のおみくじは、持ち帰って保存し、凶などの悪い結果のおみくじを結ぶとされていますが、結果が良くても悪くても結んで良いそうです。
<おみくじを結ぶという行為>
結ぶ行為には、昔から霊的な意味が込められており、「神様とご縁を結ぶ」という思いを込めて行われるようになったそうです。
ちなみに、木に結ぶという間違った習慣が根付いたのは、「木」が神様と深い関係にあると考えられていたからなんです。
【2】持ち帰る
凶がでても持ち帰って、書かれているアドバイスを時々読み返して、身を引き締めなおすのが良いといわれています。
おみくじには、神様からのアドバイスがたくさん書かれているので、とても参考になるんです。
持ち帰ったら、いつも身に付けている、「お財布」や「定期入れ」なんかに保存しておくのがおすすめです。これなら、空いた時間にちょっと読んでみようかな、って読む返すことができますもんね。
【3】お返しする
おみくじを引いた神社にお返しする、という方法もあります。
年末年始には、お焚き上げをするものを集める箱などが設置されているので、そこに入れて処分しましょう。
ちなみに、遠くの神社には郵送してお返しすることも可能なんだとか。神社によっては、郵送不可なところもあるので、前もって問い合わせて下さいね。
【4】ごみ箱に捨てるのはNG
ゴミ箱にポイっと捨てる。
これは、神様にとても失礼な行為です。絶対にやめましょう。
何度も言いますが、おみくじには神様からのアドバイスがたくさん書かれています。ですから、捨てるのはもってのほかです。
でも、凶が出たおみくじを手元に置いておきたくない!という、気持ちはよくわかります(笑)
もし、自宅で処分するときには、ゴミ袋とは別の袋におみくじだけ分けて、塩をふってお清めして捨てる方法もありなんだそうです。
おみくじについて全く無知だった私・・・。実は、ゴミ箱に捨ててしまったことは数え切れないほどあります。
「神様ごめんなさーい
以上が、凶を引いた場合の対処法についての解説になります。
ところで、おみくじの「凶」ってそんなに悪いことなんでしょうか?ということで次に、そもそも凶ってなんなのかについてご説明していきますね。
おみくじの凶の意味を知ろう!
おみくじの凶には、
神様からの「注意してね!」というメッセージ
が込められています。
つまり、悪いことが起きないようにするための、神様からのアドバイスなんですよ。
一般的な凶のイメージは、「運勢最悪」といった感じだと思うのですが、全然そんなことはないんですね。
悪い方に傾いていた運勢を、神様からのアドバイスによって、良い運勢に戻せるかどうかは、自分次第のようです。
また、おみくじの運勢的には一番下であることから、「あとは運勢上がるだけ!」といった前向きな意味もあるそうですよ。
そう考えると、凶もなんだか、悪いことだらけではない気がしてきますね♪
続いて、おみくじの凶にまつわる雑学をいくつかご紹介します。
凶のおみくじ豆知識
ここでは、おみくじの嫌われ者(?)凶の豆知識をご紹介します。
凶にまつわるいろんなことを調べていたら、「へ~っ!」というちょっと驚きなことがたくさんありました。今回はその中から、私が気になった、次の4点に絞ってご紹介したいと思います。
- 凶のおみくじの一般的な割合は?
- 凶を引いた時の引き直しは有り
- 浅草寺のおみくじは凶しか出ないという噂って本当?
- 厳島神社の「吉凶未分」ってなんと読むの?
ではご覧ください。
凶のおみくじの一般的な割合は?
今回は、おみくじの起源とされている、「元三大師百籖(がんさんだいしひゃくくじ)」をもとに凶の割合を調べてみました。それによると、
実に、100本中30本は「凶」が出る確率
なんだそうです。思ったよりも多い数なんですね~。
また、グラフからわかるように、大吉って意外と少ないんですね。100本中16本しかないなんて、そりゃぁなかなか当たらないはずだわ・・・。
凶を引いた時の引き直しは有り?
おみくじで凶が出た場合の引き直しは、
ダメ
なんです。理由は次の通り。
そのため、何回も引いては、せっかくの神様からのアドバイスが無駄になってしまいます。
もう一回引いて、よい運勢にしたいのはわかります!
どうしても気になる時には、後日、もう一度神様からのアドバイスをもらうということで、引くのはOKなんだそうですよ。また、別の神様からのアドバイスをもらうという意味で、おみくじを引く神社を変えることも良いそうです。
浅草寺のおみくじは凶しか出ないという噂って本当?
浅草寺のおみくじで凶しか出ないというのは、
嘘の噂なんです。
浅草寺のおみくじの割合は、先ほども話に出てきた「元三大師百籖」をもとに作られています。なので、凶の割合は3割ということになりますね。
ほかの神社では、吉凶に限らずさまざまなおみくじを展開しているところもあり、凶以外の当たる確率が高いんだそうです。
浅草寺で凶が出る確率が高いのではなく、ほかの神社で凶ふが出る確率が低いだけなんですね。ちゃんと、凶以外のよい運勢も当たるんですよ~。
厳島神社の「吉凶未分」ってなんと読むの?
厳島神社のおみくじに「吉凶未分」というのが有ります。これは、
「きっきょう、いまだわからず」
と読みます。意味は、「今はまだよいとも悪いともわからないので、ゆっくりとときを過ごしましょう、ゆくゆくはよい方向に向かいますよ」です。
これは、厳島神社でのおみくじの順番としては下から3番目。
大吉→吉→末吉→向吉→平吉→平→吉凶未分→始凶末分(はじめきょうすえきち)→凶
「凶」が付いているからといって、悪い意味ではないようですよ。
厳島神社のほかにも、「吉凶未分」が出る神社があるのですが、神社によって読み方は変わるようです。同じ漢字でも読み方が違うなんて、不思議で面白いですよね。
では最後に、今回の内容のおさらいをして、この記事を終わりたいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?おみくじって調べてみると、意外と奥深いものですね。「大吉」だけに固執していた自分が、ちょっと恥ずかしく感じてしまいました(笑)
それではまとめです。
- 凶のおみくじは、その内容をよく読んでから「境内に結ぶ」、「持ち帰って時々読み返す」、「神社に返す」などの対処法があるが、ゴミ箱に直に捨てるのはNG
- おみくじの凶には、神様からの注意喚起・アドバイスが書かれている
- おみくじの凶は、3割ほどの確率で出るといわれている
- おみくじの当日の引き直しはNG
- 浅草寺のおみくで凶しか出ないは嘘
- 厳島神社のおみくじ「吉凶未分」は「きっきょう、いまだわからず」と読む
吉凶の部分だけではなく、神様からのアドバイスを大事にして、1年を過ごし、よい運勢にもっていけるようにしたいですね。
みなさんも、今度おみくじを引くときには、神様からのアドバイスの方を大事にしてみてはどうでしょうか?凶にも素敵なアドバイスが、書かれているかもしれませんよ。
今回は以上となります。最後までご覧いただき、ありがとうございました。